10月22日に「NoNoNo(Japanese ver.)」で日本デビューを果たしたApink。前日23日のラゾーナ川崎プラザでのライブに続き、10月24日(金)に日本デビューを祝した「Apink×TSUTAYAスペシャルイベント」を都内ライブハウスで開催した。イベントには、TSUTAYAでCDを購入したファンのなかから幸運にも選ばれた350名が招待され、開演前からファンはメンバーの名前をコールするなど、Apinkの登場を待ちきれないとばかりに、会場はファンの熱気で埋め尽くされた。
司会者のコールでApinkが元気よく登場すると、会場には割れんばかりの大歓声が沸き起こった。パステルピンクとパステルブルーの可愛いへそ出しブラウスにミニスカートという、リリースイベントでのセーラーワンピースよりもちょっぴりセクシーキュートなコスチュームで、日本デビュー曲「NoNoNo(Japanese ver.)」を披露した。メンバーたちは連日のイベントにもかかわらず、元気いっぱいでリラックスした様子。ファンたちの熱いコールにこたえるようにキュートなパフォーマンスで魅せた。
歌い終わると「みなさん、こんばんは!私たちはApinkです!」とあいさつし、司会者から「昨日の川崎のイベントは途中で雨が降ったりして、とっても寒かったですよね?」と言われると、ウンジは「いいえ!アツかったです!」と元気な笑顔でこたえた。
トークコーナーでは、選ばれたファンがメンバーにマイクで直接質問して答えてもらえるといううれしい企画が。選ばれたファンが喜びながらも緊張で声を震わせて質問する場面も。
Q.来日した時に食べた日本料理のなかで、一番美味しかったものは何ですか?
チョロン「日本料理は全部美味しいです(笑)」
ウンジ「だから日本にくるといつも体重が増えちゃいます(苦笑)」
ボミ「私はツナマヨおにぎり~。本当にこれが好きで!おにぎり好き~。あと、イカ焼きです」
ウンジ「私はミソカツ!本当に美味しいです!」
チョロン「私は昨日食べたラーメンです。“一蘭(いちらん)”」
ハヨン「私はコンビニにあるプリンが一番好きです」
(メンバーもファンにもおなじみらしく「あぁ~」と納得の声)
ウンジ「私たちが今、泊っているホテルのそばにあるコンビニのプリンは全部ハヨンが食べちゃってます(笑)」
ナウン「私はたこ焼きです」
ナムジュ「実は私もすぐにたこ焼きって言おうと思ってたんですが……。正直に、本当に、全部おいしかったです」
Q.女の子が着ているのを見て、可愛くて好きだなと思う服装は?
ウンジ「ちゃんと自分のスタイルを持って着ている服が可愛いと思います。自分の好きなものをちゃんと知っていて、そして自分にどんなものが似合うのかを知っているから、素敵だなって思います。だから、ここにいるみなさん、みんなきれいです!」
ボミ「今回、日本でのイベントに学生さんたちが制服で来てくれたのですが、制服を着た女の子を見ると本当に可愛いなと思いました」
チョロン「特に流行にとらわれず、自分のスタイル持っていて、本当に気負わずにファッションを楽しんでいる人が可愛いかなって思います。いろいろとトライしてみる気持ちもあって、自信を持っている人がいいなって思います」
ハヨン「私が普段好きなスタイルでもありますが、白いシャツにジーンズとスニーカーというのが好きです。」
ナウン「その人に似合っていれば。自分に似合う服を選ぶことが一番大事だと思います」
ナムジュ「ユニークなスタイルで、ヘアスタイルとか靴とか何かポイントがある服が好きです」
質問のなかには、「“キヨミプレーヤー”(「1+1はキヨミ、2+2はキヨミ……」と指で数字を表現しながら可愛いポーズで愛嬌をみせる)をやってください!」というリクエストも!Apinkはその可愛らしい姿にもかかわらず、意外にも愛嬌を見せるのがとても苦手らしく、リクエストを聞いたとたんにメンバー全員からどよめきが起こった。
しかし、ウンジとボミのアイデアで、6人メンバーなので1番から6番までひとりずつ“キヨミ”を披露しよう!ということに。
「本当は末っ子のハヨンにしてもらおうと思ってたのに……」と肩を落として落胆の表情のリーダー・チョロン。大きな溜息のあと「とても恥ずかしいんですけど、みなさんに感謝を込めてやってみたいと思います」と言いつつ「はぁ……私、23歳です……」と、どうにも恥ずかしくて出来ずにいると、ファンから「1・2・3」と合図の掛け声がかかり、それに勇気を得てキヨミポーズをやり遂げた。
ウンジは照れながらも、いつもの男前な姿を見せ、素早く「2+2はキヨミ!」とミッション達成。しかし、恥ずかしさのあまり立ちあがって舞台から「さよなら~」と退場するしぐさを見せた。
ナムジュは照れながらも、「3+3はキヨミ~」と、しっかりとほっぺたでたこ焼きポーズを取りながらバッチリ決めた。
ウンジから「最近、愛嬌が上手になった」と言われたハヨンは、クールにさっさとキヨミポーズを決めたものの、ウンジにも「見てる私たちもツライです(苦笑)」と言われ、もうダメ!と言わんばかりに隣のボミに思いっきり抱きつき、末っ子らしい姿を見せた。
余裕のボミは赤ちゃんの声色で「5+5はキーヨーミー」としっかりポーズして、ウンジとハイタッチを交わした。
最後には、メンバーに背を向けて深くうなだれて溜息をつく、一番おとなしいナウンの姿が。「6番が一番難しいです……」と深く溜息をつきながらも、6本の指に可愛らしくキスをしてキヨミポーズを決めると、恥ずかしさで思わず立ちあがってスキップ。紅潮した顔を手でパタパタと可愛らしくあおいだ。
四苦八苦しながら一生懸命に愛嬌のポーズを披露したApinkは「もう10曲ぐらい歌った気分です」と全力を出し切った様子。しかし、メンバーの滅多に見られない貴重な姿に、ファンたちは大喜びで、大きな拍手と歓声を送った。
トークコーナーの後は、カップリング曲の「MyMy(Japanese ver.)」をファンたちの熱いコールにこたえるようにより客席に近づいて歌ったり、ファンの声援に手を振りながら笑顔で踊って盛り上げた。
今日のステージの感想を聞かれたウンジは日本語で「今日もみなさんの熱気でアツイ!」「最近、アツイという日本語が、お天気の“暑い”だけでなく、熱気の“熱い”ということにも使えると覚えたので、こうして言えてうれしいです」と満面の笑みでこたえた。
今回、日本デビュー曲のリリースイベントを、大阪・名古屋・川崎で開催してきたApink。初めてのリリースイベントの感想についてナムジュは「発売の時にこうしてみなさんと会えて、本当にうれしかったです。そして、これからもみなさんとこうして会う機会がたくさんあったらいいなと思います。その時もまた会いましょう!来てくれますよね?」と問いかけ、会場中が「イェー!」と大きな歓声でこたえた。
最後に、メンバー全員でおしりをフリフリしながら「みなさん、一緒に踊りましょう!一緒におしりを振りましょう!」と呼びかけ、もう一度、日本デビュー曲「NoNoNo(Japanese ver.)」を披露。イントロがスタートすると会場の熱気も最高潮に!ファンたちもApinkとともに歌って踊って、会場が一体となって盛り上がった。
いつになくリラックスして楽しそうなApinkのメンバーたちは、イベントのあいだ、ファンたちとの短い時間を惜しむように、瞬間瞬間を精いっぱいに楽しんでいるのが伝わってきた。Apinkもファンも幸せそうな満面の笑顔でイベントを終えた。
イベントの終了後は、急遽、追加開催が決まった、メンバーから直接受け取れる「メッセージカードお渡し会」も行われた。ファンはもちろんのこと、Apinkもそれぞれファンとの触れあいを楽しんだようだ。
Apinkにとっても当選したファンにとっても、忘れられない最高の夜になったに違いない。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
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