歌手ホン・ジニョンが現所属事務所であるミュージックKエンターテイメントと葛藤状態であることを発表した。
ホン・ジニョンは23日、自身のインスタグラムで「こんにちは。ホン・ジニョンです。突然ですが、今日は皆さんにやや重い話をしたいと思います」と始まる文を掲載した。
そこで彼女は、家族のように思っていた事務所への失望が大きかったことから告訴へ踏み切ったと記している。⠀
以下、ホン・ジニョンのSNSに掲載された立場全文。
こんにちは。ホン・ジニョンです。突然ですが、今日は皆さんにやや重い話をしたいと思います。
私はデビューしてから現在まで10年以上家族のように思っていた所属事務所との契約解除を要求する法的手続きを踏むことになりました。この決断を下すまで4月から今日までの毎日はあまりにも苦しく、深く悩み、迷い、不安でした。
これまで私は、義理と信頼ゆえ所属事務所に意思を主張したことがありませんでしたし、スケジュールがパンクすることもなく仕事にだけ邁進してきました。
時々、お金に執着しているというコメントを見て、そう見られている自分がとても嫌になる時があり、少し体を休ませてあげたいと思うことも多々ありました。でも1日に複数回、月に多ければ数十件のイベントに黙々と頑張るのが、取るに足らない私を育ててくれた会社に報いることだと思ってきました。
ところが、ある時を境に急激に体調を崩し、6月初めには下腹部の炎症がひどくなり、手術を受ける事態となりました。スケジュールを消化するのがとても大変だったので、事務所に数回に渡り痛みを訴えたにもかかわらず、スケジュールを強行しました。その中で私の知らないうちに多くのことが私の名前で行われていました。私の知らない広告主との裏契約、ペーパーカンパニーを通じて毎月の手数料として少なくとも数百万ウォン、多くて数千万ウォンを横領したと思われる不透明な精算方法、私が望んでいなかった共同事業契約の締結強行、イベントや広告収入の精算多数欠落などです。悩んだ末、私は6月に所属事務所に専属契約解約通知書を渡しました。
こんなことになるとは思いもしませんでした。家族だと固く信じて働いてきた、これまでの時間があるだけに、誤解があったかもしれないという思いで最後まで真実の説明と反省を期待し、最後まで信じたかったです。
しかしながら、事務所は一言の謝罪もせずに言い訳に徹し、過ちを認めませんでした。そのような姿を見た私は、これ以上は信頼関係を維持できないと判断するに至りました。
今日、私は所属事務所を相手に「専属契約効力停止仮処分申請書」を裁判所に提出しました。同時に家族と思っていたので、裏切られたという思いと失望が大きかった所属事務所の関係者を告訴することにしました。状況がこうなってしまったことは私も心が痛みます。私には不似合いなぐらい、安らかい眠ることもできず、毎日1人で息を殺して泣き、文章を書いているこの瞬間にも涙が出ます。明るい姿だけを見せたかったのに、つらくても、何があっても絶対そんな素振りは見せないと新人の時から今まで決めてきたのに、このような姿を見せて本当に申し訳ありません。
私にとって10年という歳月が恥ずかしくなるほど所属事務所を信じきっていたので、この数か月間に事務所から受けた、裏切られたという思いと失望感が大きく深い傷となりました。
私は今、1人孤独な戦いをしなければならず、このニュースを私から直接伝えるべきだと判断し、やむをえずこのような文章を書きました。私を応援してくださる多くの方々にご心配をおかけして申し訳ありません。
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