裁判所が「ほかに言うことはありますか」と尋ねると、被告人側は「ありません」と返答した。
チェ・ジョンフン他2人に対する第3回公判は今月26日を予定している。
裁判所はまた、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンら5人に対する公判を9月2日、16日、23日に実施する。9月23日の公判では、被告人5人に対する証人尋問が行われる予定だ。
チェ・ジョンフンとチョン・ジュニョン、他2人は、いわゆるSNS上のグループメンバーだった。メンバーらは2016年1月に江原道洪川、同年3月に大邱でそれぞれ女性を泥酔させ、集団で性的暴行に及んだとして起訴された。
今年5月7日、ソウル中央地検は当該事件の調査後、チェ・ジョンフンと他2人に対し逮捕令状を請求。裁判所は5月9日、チェ・ジョンフンと他1人に対する逮捕令状を発行した。さらに16日、ソウル地方警察庁女性青少年課は、拘留中のチェ・ジョンフンを起訴相当として検察に引き渡し、6月4日にチェ・ジョンフンは拘留のまま起訴された。
また、5月10日に開かれた第1回の公判準備期日には、チョン・ジュニョンの弁護人がチェ・ジョンフン事件との統合を要請。6月27日に開かれた第2回公判準備期日にはチェ・ジョンフンが直接出席していた。
チェ・ジョンフンは、先月16日に開かれた公判でほとんどの容疑を否認。チェ・ジョンフンの弁護人は「被害者とベランダにいたのは確かだが、強制的に性交を迫った事実はない。大邱の事件も、チェ・ジョンフンは性関係に関する記憶そのものがない。性関係があったとしても、被害者が抵抗できないような状態ではなかった」と主張した。
チェ・ジョンフンは「社会的物議を醸してしまい申し訳ない。しかし、強姦や姦淫は事実ではなく、計画的でもない。善処を願う」と語った。チェ・ジョンフンは裁判に先立ち、今月16日に反省文を提出した。