本物の蛇?
劇中で苦難のテギルが蛇を食べるシーンがあったが、それについてチャン・グンソクはこう語った。
「まさか本物の蛇は使わないのでは、と思いながら撮影現場に行ったら、本当の蛇を持ってきました。蛇の飼育場から直接持ってきたようです」
「蛇を食べる場面はきつくなかったですよ。自分も知らずに、撮影現場でカメラの赤いランプが付くと、何かを表現しなければいけないという圧迫感がありました。けれど、撮影が終わってもう一度考えてみたら、吐き気が出てきたこともありました」
本当に驚いた。まさか、本物の蛇を使っていたとは……。
チャン・グンソクもきっと、無我夢中で演技していたに違いない。
ただ、気になることがある。視聴者からはこういう意見も寄せられている。
「チャン・グンソクはなぜ、1人だけ現代口調を使うのですか。特別な理由があるのですか。他の俳優はすべて時代劇の口調なのに、チャン・グンソクだけ現代の口調を使っていて、『これって何?』としきりに思ってしまいます。時代劇ができない俳優ではないのに……(『ファン・ジニ』のときは本当に上手だった記憶があります)」
なるほど、視聴者はこういう部分に違和感を持ってしまうのだ。
(ページ3に続く)
主人公イ・ヨンのモデルとなった人物は?/「雲が描いた月明り」総集編1
イ・ヨンに扮した「雲が描いた月明り」を語る/パク・ボゴム全集1