SUPER JUNIORのメンバーであるキム・ヒチョルが、新人アイドルに必須の現実的な助言を伝えた。仲間である東方神起ユンホと同じグループのメンバーであるウニョクを「アイドル界のバイブル」と伝えながら、彼の経験から湧き出た助言を新人ボーイズグループCIXに全て伝授した。
28日午後に放送されたチャンネルAバラエティ番組「我が家になぜ来たの」では、ヒチョルがCIXにアイドルとしての助言を伝える様子が描かれた。
ヒチョルは、2005年にSUPER JUNIORとしてデビューしてK-POPの人気をリードしている。そんな彼が、新人ボーイズグループCIXの宿舎を訪れて血となり肉となる助言を惜しながら優しい先輩としての姿がオープンされた。
CIXのメンバーたちが個人芸を披露しながらちょっと恥ずかしがると、ヒチョルは激励と応援を惜しまなかった。DinDinと自身が自ら模範を見せて先輩としての愛情を見せた。
ヒチョルは「僕は以前ダイエットする時はジャージャー麺には口もつけなかった」としながらジャージャー麺をおいしそうに食べた。DinDinは「どうしてイケメンの顔の管理をしないのか」と尋ね、ヒチョルは「僕は食べないとエネルギーが出ない。アイドルをする時はダイエットをしなければならないのでストレスだ。食べることができないのに夜明けからリハーサル、本番、ファンサイン会、中間にバラエティをして、本当にただそのまま耐えていたと思う。豆腐しか食べないので力が出ない。アイドルは倒れるのではないかととても心配する」と切なげに後輩たちを見た。ペ・ジニョンもWanna Oneで活動する当時、画面にもっとスリムに映るようにダイエットをして貧血になったことがあったと告白した。
ヒチョルは自身の失敗談とトラウマを乗り越えることができたきっかけなどを伝えてCIXに多くの悟りを与えた。彼は「僕が『U』という曲を歌って音程が外れた。当時は音楽番組の視聴率が10%にもなる時で、音程を外してほとんど葬り去れれた。僕を始めSUPER JUNIOR、ファンクラブのエルフまでアンチに悪口を言われた。すまなくてとても恥ずかしくて、その次から『歌はしない』『パートをくれるな』『パートはしない』と言った」と自身の経験を語った。
続いてトラウマを乗り越えるきっかけとして、約8年も過ぎた話をした。ヒチョルは「5年前に『Evanesce』を録音した時に乗り越えた。良い例として手本になる2人をあげるとすれば、東方神起ユンホとうちのメンバーのウニョクを見れば良い。寝ても覚めてもずっとダンスをする。ユンホとウニョクはヒップホップのパンツをはいてもズボンが破れるほどに踊る」と仲間の美談も伝えた。
ヒチョルの助言はどこででも聞くことができない貴重な話で一杯だった。ヒチョルとCIXの組み合わせは、アイドルの先輩と後輩のほのぼのとした姿をみせて見る人を嬉しくした。