NHKのBSプレミアムで2019年3月3日から放送されていた韓国時代劇『不滅の恋人』はいったんは終了したが、今度は8月4日から総合テレビで日曜日午後11時から放送されることになった。
対立する2人の王子
『不滅の恋人』は、韓国の「TV朝鮮」というケーブルチャンネルで2018年5月に放送が終了したドラマだ。
韓国でのタイトルは『大君~愛を描く』だったが、NHKでの放送時に邦題が『不滅の恋人』になっていた。
このドラマの監督は『王女の男』を演出したキム・ジョンミン。彼は、オペラのような音楽を使って場面を盛り上げるのがうまい。しかも、1人の女性をめぐって王子同士が争うという展開も見逃せない。
その王子の2人は、4代王・世宗(セジョン)の二男・首陽大君(スヤンデグン)と三男・安平大君(アンピョンデグン)がモチーフになっている。
歴史的にも激しく火花を散らした2人の王子を巧みに人物設定に加えているところが興味深い。
主演は『製パン王キム・タック』のユン・シユンと、『オクニョ 運命の女(ひと)』のチン・セヨン。この2人にチュ・サンウクがからんでいく。
なんといっても、BSでなくて地上波の総合テレビで見られるというのがうれしい。
文=「ヨブル」編集部
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『不滅の恋人』に登場する2人の王子は歴史的にどう対立したか?
『不滅の恋人』のイ・フィは歴史上の安平大君(アンピョンデグン)のこと!
『不滅の恋人』のイ・ガンは歴史上の首陽大君(スヤンデグン)のこと!
首陽大君(スヤンデグン)が端宗(タンジョン)から王位を奪った/朝鮮王朝物語3