ファンがイ・ジュンギを身近に感じるのは、彼が自分のありのままを見せてくれるからだ。もしもイ・ジュンギが自分を隠したり飾ったりするスターだったら、ファンはこれほど彼を親しく思わないだろう。
成長を見守ってくれる存在
イ・ジュンギはファンのことをとことん思い続ける。
もちろん、スターにとってファンは、なくてはならない存在だ。
いや、ファンなしではスターというものは最初から存在できない。星がいくら輝いても、それを見てくれる人がいないと何の意味もない。それだけに、スターがファンを大切にするのは当たり前だともいえるが、スターはときどきファンという存在を面倒くさがったり、知らない間に無視したりする。
多くのスターがファンの愛情で育てられるが、後にはファンを軽んじる間違いをおかしやすいのだ。
特に、一朝一夕に人気を得たシンデレラ型のスターなら、どうしてもファンのありがたみがわかりづらい。
しかし、イ・ジュンギは、誠実にファンと接する。彼はファンと自分は一つの家族だという。
俳優イ・ジュンギの成長を見守ってくれる家族の存在……だからなのか、イ・ジュンギのファンは、年配者にも多い。
ファンは本当に、イ・ジュンギが自分たちの子供や甥であるように世話をする。イ・ジュンギをインタビューする雑誌社には、かならず彼のファンクラブから餅が送られるというのはその一例とも言える。
(ページ2に続く)
イ・ジュンギが『麗<レイ>』で演じた光宗(クァンジョン)に魅せられる!