SMエンターテインメントのイ・スマン総括プロデューサーが、5日に大邱（テグ）のグランドホテルで行われた「2019 韓国文化産業フォーラム」に参加し、「韓流文化と地域発展」というテーマで記念スピーチを行った。
イ・スマン総括プロデューサーは、「1997年に海外市場に進出して『Culture First, Economy Next』を宣言し、良い文化コンテンツが世界に広がるようになれば、これによって経済大国につながる可能性があると思った。これまでK-POP市場は幾何学的な成長を遂げ、それほど韓国の経済にも影響を与え、韓国のブランドイメージもたいへん高まった」と文化の力を強調した。

特に今回の「2019 韓国文化産業フォーラム」が、「大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)」の招請で行われたため、イ・スマン総括プロデューサーは「大邱が、13年間DIMFを国際的なフェスティバルに育てることができたことは、文化の力をあらかじめ感じた多くの方々の努力によって可能だった」として、「文化の力を信じてDIMFを育てた大邱が、新しいプラットホームを作って未来をうまく準備すれば、世界をリードする都市になることが大いに可能だ」と語った。

続いてイ・スマン総括プロデューサーは、「将来はセレブの時代が来ると思う。また、AI技術を通じて発展したコミュニケーションロボットであるチャットボットは、自身のアバターとなって我々の生活により密着するはずであり、自身が好きなセレブのアバターと1日を始め、日々を送ることができるだろう。また国の物理的な人口を越えるAIブレインアバターの超巨大バーチャル世界が作られると予測できる」と伝えた。

加えてイ・スマン総括プロデューサーは、「近い将来、友人ドローンなど移動手段の大々的な革命により、都市間の境界がなくなる時代が来るだろう。これによって文化の伝達はいっそう速まり、急速に発展する新しい世界を迎える中、我々が何を準備すべきかが重要だ」と明らかにした。
最後に「今後、我々がK-POPという音楽文化の力をうまく活用するのことが重要だ。私はプロデューサーとして、中国、タイ、インドネシア、ベトナムなど各国独自の音楽文化をK-POPと共に成長させようと思う。各国でのプロデュースを通じてそこに我々のK-POPを伝えるつもりだ。多くの激励をお願いしたい」とスピーチをまとめて拍手を受けた。