韓国童謡「サメのかぞく」製作社会社、著作権侵害主張の米作曲家と裁判の攻防

写真=10asia DB.

韓国童謡「サメのかぞく」が、アメリカの童謡作曲家と著作権侵害に関する攻防をしている。
ソウル中央地方裁判所民事208単独アン・ソンジュン部長判事は9日、アメリカ作曲家のジョニー・オンリーがスマートスタディ株式会社を相手にした損賠訴訟の最初の弁論期日を進行した。
スマートスタディは、2015年末に幼児教育コンテンツ「PinkFong」を通じて「サメのかぞく」を公開した。「サメのかぞく」は、北米地域の口伝童謡をリメークしたものだ。

ジョニー・オンリーは、2011年に自身の童謡「Baby Shark(ベビーシャーク)」がこの口伝童謡をリメークした2次著作物と主張して創作性があるので著作権が認められると主張している。

しかし、スマートスタディは、「ベビーシャーク」は口伝童謡とまったく同じであり、創作性がないため著作権が認められないと対立している状況だ。また、「サメのかぞく」は「ベビーシャーク」ではなく、口伝童謡をリメークして作ったものだと主張している。そのため「ベビーシャーク」と「サメのかぞく」が音符など類似した部分があっても、その部分に限って著作権侵害如何を判定しなければならないという立場だ。

裁判部は、この日韓国著作権委員会に鑑定を任せるという方法で著作権侵害如何を審議すると両者に音源ファイルを提出するように要請した。ジョニー・オンリーには「サメのかぞく」のどの部分が「ベビーシャーク」の著作権を侵害したのかを特定するように要求した。

 

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