「コラム」イ・スンギとハン・ヒョジュは2010年の来日時に何を語ったか(前編)

 

みんなの息がピッタリ

――最初に『華麗なる遺産』の台本を読んだときの感想をお聞かせください。
イ・スンギ「この『華麗なる遺産』は、初めて主役を演じる作品となりました。みなさんが私に対して抱いているイメージとは違うわがままなキャラクターでしたが、私なりに演じることで、この人物の面白さや魅力を十分に見せられるだろうと思いました。もちろん、心配する部分もありましたが、本当に楽しく撮影に臨むことができました」
ハン・ヒョジュ「とても面白いという印象を受けました。セリフのひと言ひと言が胸に響いてきて『これらを表現したい』『ウンソン役をぜひ演じたい』と思いました。この役柄を通じて、人間の喜怒哀楽を豊かに表現できるのではないかと考えました」

――セリフがかなり多かったようですが……。
ハン・ヒョジュ「セリフの量が多くて難しかったということはなかったですね。ドラマの状況や人物のキャラクターなどにきちんと見合ったセリフが多かったので、覚えにくいということはありませんでした」

――みなさんとの呼吸がスタート前から合っていたのですね。
ハン・ヒョジュ「今回の作品ほどスタッフや監督、俳優の方々と息が合って、本当に気持ちよく臨めた作品はありませんでした。実際にリラックスして演じられただけではなく、とてもその場の雰囲気を楽しみながらできました。この点は、みなさんにも自慢したいと思います」
(ページ3に続く)

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2019.07.02