先ごろ、活動に参加していないことが理由で「EXO」脱退がささやかれていたメンバー、LUHAN(ルハン、24)が10日、ソウル中央裁判所へSMエンタテインメントを相手に専属契約効力既存再確認を提起した。リーダーKRISが起こした訴訟から5か月、また同様の状況がグループ内で起こってしまった。
KRISは「EXO」から離脱した後、中国で活動を続けており、同じようなシナリオが用意されているのでは、との推測がなされている。
これを前に2009年、「SUPER JUNIOR」の中国人メンバー ハンギョンも事務所から離脱し、中国圏の人気スターとして君臨。中国では自国民を優先する情緒が根強いため、韓国エンターテインメント業界へ背を向けて離れることになっても、人気に大きな打撃を受けることはない。つまり、訴訟にも大きな負担はないというのは、と中国専門家は分析する。
韓国の文化技術力を基に、外国人メンバーをアジア市場でデビューさせ、トップスターとして育てる韓流モデルから、中国人メンバーらが相次いで”すき間”を見つけているとも解釈できる。
SMエンタテインメントは、KRISの脱退以降も大きな変動なく活動を持続。今回のLUHANの脱退にも大きな反応を見せないことが予想される。しかし、中国人メンバーが列を成すかのように相次いで離脱する状況の中、今度こそ積極的な対応に出るのでは、との見方も出ており、今後の展開に注目が集まる。
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