2009年9月12日に東京の中野サンプラザで行なわれたイ・ソジンのファンミーティング。当時の様子を振り返る記事の中編では、第1部の「〇✕トーク」が終わったあとの質疑応答を再現している。
華麗な剣術
――『イ・サン』では、乗馬や剣術などのシーンがありましたが、やはり相当に練習されたのですか。
「最初に監督さんが、王様の役だからアクションはないと言われていたので、その言葉を信じて練習をせずに挑みました。しかし、最初からアクションシーンがあって、その後もたくさんありました。乗馬の場合は『チェオクの剣』の時に習っていましたので、大丈夫でしたけれど」
――『チェオクの剣』と『イ・サン』の王様の剣術は違うものですか。
「『チェオクの剣』の剣術は華やかですが、ジャンプや飛び回ったりなど非現実的なアクションが多かったですね。それと比べると、『イ・サン』のほうは、わりと現実的なものでした」
――王様の剣術をこの場で見せていただけますか。
「今はからだの調子が思わしくないんですよ(笑)。撮影が終わってから、だいぶ経っているし……(大爆笑)」
それでも、イ・ソジンはファンサービスに徹した。
華麗な剣術を披露したのである。
それは、動きが実にサマになっていた。
(ページ2に続く)
『イ・サン』の主人公の正祖(チョンジョ)は本当に名君だった?