「インタビュー」キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第5回)

 

明るい演技をやりたい
――俳優として興味があるジャンルは?
「アクションもしてみたいです。『九尾狐』の時にワイヤーアクションをよくやったんです。撮影現場にアクションチームの方が大勢いて、その方たちと一緒に遊びながら武術も学んだりしました。結構スジがいいとも言われました。アクションチームの方たちに“お前ならスタント俳優にもなれる”とまで言われたんですよ(笑) 。それで一時的にスタントウーマンになろうかなと思ったりもしました(笑) 。アクションの演技もとても楽しかったです。他では、悪役もやってみたいです。『太陽を抱く月』を撮影していた時、もちろんヨヌ役が大好きでしたが、ヨヌと対立するボギョンの役もやってみたかったです。それでボキョンのセリフも全部覚えて、ボギョンがセリフを忘れると教えたりしました(笑) 。逆にボギョンは私のセリフを教えてくれたりしたけど(笑) 」

――これからやってみたい配役は何でしょうか。
「私、すごく欲張りなんですよ(笑) 。今まで悲しいロマンスばかり出ましたが、ロマンチックコメディもやってみたいです。ああ、なんでこんなに悲しい役ばかりくるんでしょうか(笑) 。結ばれない愛にいつも泣くだけ。何かいい雰囲気だなと思うとすぐ別れるし、デートもできない(笑) 。ロマンチックコメディもうまくやれる自信があります。以前は、明るい演技がむずかしかったんです。

特に、笑う演技をすれば顔にけいれんが起きたりしました。その時、私は“泣く演技がもっとやりやすいです”と言っていました。小さい頃はCMにも出ましたが、CMではよく笑いますよね。でも、それが笑えなかったんですよ。ひきつけが起きてしまって……。それが、今は明るい演技がいいなあと思っています。これからの俳優人生のためにも役に立つと思います」
(終わり)

インタビュー=パク・ミヌ
撮影=シン・ジュヨン

提供:ロコレhttp://syukakusha.com/

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2019.06.10