「インタビュー」キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第2回)

出演を決めるまで悩んだ

――演技が上手だとよく言われていますよね。
「そうおっしゃってくださることが、自分ではわからないです。私はシナリオに書いてあるそのまま感情どおりに演技をするだけです。それをファンのみなさんが大目に見てくださるのだと思います。なぜか私が今まで演じた役はおとなしくて女らしい役が多かったのです。でも、私はそうではないんですよ。周り人々がそんな私の演技を見て、“お前は本当に演技がうまいな、どうしてそんなに女らしい演技が上手なの”とか言ってくれるんですよ(笑) 」

――自分は女性的な性格ではないそうですが、劇中のヨヌの性格はすごく女性的じゃないですか。実際、自分の性格とはどう違うんでしょうか。
「本当に違うんです。初めは、どうすればいいんだろうと思いました。ですから『太陽を抱く月』の出演を決めるまですごく悩んだんです。

シナリオだけを読んでも本当に面白くて、やりたい作品だったのですが、実際に演じようとすると難しいキャラクターでした。監督ともよく話し、1人でもいろいろと考えてみましたが、ヨヌは女性そのもののようなキャラクターです。ただし、我慢することができなくて、自分で決めたことを最後まで守り抜く強い面もあるんです」
(次回に続く)

インタビュー=パク・ミヌ
撮影=シン・ジュヨン

コラム提供:ロコレ
http://syukakusha.com/

キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第1回)

キム・ユジョン!『雲が描いた月明かり』で大人の女優に成長

『雲が描いた月明り』のための最低限の歴史解説!

究極の犠牲愛!『雲が描いた月明り』のユンソン

イ・ヨン(孝明世子)の無念を晴らした『雲が描いた月明り』

パク・ボゴムがイ・ヨンを演じた『雲が描いた月明り』の重要な歴史解説!

2019.06.07