兵役免除の割合は?
第二国民役は、現役服務は無理でも戦時徴集によって軍事支援業務を担当することができる、と判定された人です。
つまり、からだが弱くて現役の兵士になれないが、いざ戦争が始まったら、軍需工場などで働くことになります。
兵役免除は、兵役にまったく就かなくてもいい人です。現在では、5%前後の割合で兵役免除者が出ています。
再検査対象者は後日に再度の徴兵検査を受けることになった人です。再検査をして、改めて兵役等級が決定されます。
なお、国際スポーツで著しく活躍した選手にも兵役免除の特典があります。たとえば、オリンピックでは銅メダル以上、アジア大会なら金メダルを獲得すれば現役兵としての軍務が免除されます。
韓国の男子スポーツ選手は、オリンピックやアジア大会で好成績をあげる割合が高いのですが、「軍務免除」という大きな特典があることも1つの理由になっています。
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