今や韓流ブームの象徴的な場所になったのが東京の新大久保だ。ここには歩道からあふれるほどの人が集まり、今まさに韓流のトレンドを楽しんでいる。そこまでファンが増えたのは、SNSの効果が大きい。
新世代のグループが人気
韓流ブームには3つの段階があったと分析されている。
たとえば、『冬のソナタ』の放送から始まった2003年頃からの人気が第1次、東方神起と少女時代とKARAが目立った2011年頃のK-POPのブームが第2次、そして、BTS(防弾少年団)を初めとする新世代のグループが人気を得ている現在が第3次というわけだ。
この第3次韓流ブームの勢いが凄まじい。
新大久保には、韓国のおいしい料理を食べて韓流グッズを求めるファンが大勢駆けつけて、テレビのワイドショーが繰り返し新大久保の賑わいを伝えている。
政治的には日韓関係が悪化しているのだが、新大久保にいると、「むしろ日韓は文化的に近くなったのでは?」と思える。
なんといっても、BTSやTWICEなどの活躍が大きかった。
おかげで、K-POPに惹かれた若い人たちが新大久保に押し寄せ、チーズタッカルビや韓国風ホットドッグが大人気となった。
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