2019年7月にコン・ユは40代に入る。俳優として円熟期を迎えると言っていい。この40代をコン・ユはどのように過ごそうとしているのか。大人気の俳優だけに、そのことがとても気になる。
俳優魂に火がついた
『トッケビ』が韓国で放送を終えたのは2017年の1月だった。この時点でコン・ユはまだ37歳半ばだった(コン・ユは1979年7月10日の生まれ)。それなのに、彼は「『トッケビ』は私の30代を飾る作品としてずっと心に残っていくことでしょう」と語っている。
まだ30代が終わるまで2年半を残しながら、コン・ユは『トッケビ』を30代の代表作と語っている。
そう断言するには早すぎる気がしたのだが……。
しかし、40代になる2019年に、コン・ユは2つの映画に出演する。
1つは、韓国で100万部以上も売れた大ベストセラーの『82年生まれ、キム・ジヨン』を原作とした映画だ。コン・ユが女性主人公の夫を演じる。
もう1つは『徐福』(仮題)。この映画はクローン人間を題材にした作品で、コン・ユは国家機関のエージェントに扮する。
寡作な彼なのに、急に俳優魂に火がついたようだ。
その情熱はどこから来るのか。
実際、40代に入るというのは、男性にとって、どういう意味があるのだろうか。
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