「コラム」コン・ユ主演の『トッケビ』が韓国ドラマの本流を作る幸せ!/トッケビ再読10

 

脚本家の力量
高麗時代の武将が王に裏切られて、900年間も胸に剣が刺さったままさまよう。そんなキム・シンという男が物語の主人公だ。そこに、死にゆく人々を天界に導く死神がからみ、さらに幽霊が見える高校3年生のウンタクが出てくる。
一歩間違えれば、とんでもない「お化け物語」になってしまう。しかし、『トッケビ』は韓国で権威ある百想芸術大賞を受けた。言ってみれば、最近の韓国ドラマ界で一番の評価を得たと言っても過言ではない。

このように、『トッケビ』が成功した要因はどこにあったのか。
1つは、脚本を書いたキム・ウンスク作家の構成力の見事さだ。奇怪な登場人物たちを決して浮足立った存在にしないで、物語を巧みにつなぎながら人間の生死を究極的に突き詰めていった。
この脚本家の力量は称賛に値する。
(ページ3に続く)

コン・ユが『トッケビ』以降の休養期間を経て再び躍動期に!

深遠な世界に生きるコン・ユこそが「トッケビ」そのものでは?

コン・ユが主演した『トッケビ』は現代と過去が交差する珠玉の物語!

『トッケビ』のコン・ユの演技に魅了されて心地よい余韻が残る

コン・ユが解説すると『トッケビ』がさらに面白くなる!

『トッケビ』を見ているとコン・ユのすごさがわかる!

2019.04.02