「コラム」兵役でイ・ジョンソクがなる「社会服務要員」とは何か

人気俳優のイ・ジョンソクは、兵役を社会服務要員として履行する。彼は中学生のときに交通事故に遭ってじん帯を断裂しているからだ。そうした大怪我があったことで徴兵検査で4級の判定を受けた。この4級は、厳しい軍務をともなう現役兵は難しいと判断され、代替服務の社会服務要員となる。

 

1日あたり8時間勤務

社会服務要員になっても4週間の新兵訓練を受ける必要がある。現役兵の場合は新兵訓練が5週間なのだが、社会服務要員の場合は1週間短い4週間の新兵訓練だ。
その訓練が終了すると、公的機関に配属される。
芸能人の場合は、ソウル市内の区役所か福祉施設に所属することが多い。その他にも、チャン・グンソクのように消防に関連した部署に入るケースもある。

社会服務要員は自宅から配属先まで毎日通う。
顔と名前が知られているスターが電車で通勤するというわけにもいかないだろうが、自宅から通えるというのは精神的にも大いに助かる。
原則的に服務は午前9時から午後6時まで。昼食時間の1時間を除いて1日8時間勤務となっている。

残業はほとんどないので午後6時過ぎには退勤できる。つまり、午前8時半ごろに出勤して午後6時半ごろに退勤するというのが、一般的な社会服務要員の毎日である。
1週間の勤務は合計40時間が基本で、土曜日と日曜日は休日となる。休暇も兵役期間中に31日間もらえる。
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2019.02.13