韓国俳優シン・ドンウク(36)が、自身を取り巻いている“祖父孝行詐欺”騒動について詳しい状況を説明した。
4日午後、ソウル・江南(カンナム)で取材陣に会ったシン・ドンウクは、騒動以降の心境や一方的な主張によって大きくなった誤解など今回の訴訟に関する詳細を話した。
多少重い表情で現れたシン・ドンウクは、「まず僕を応援してくださった方や大衆に、新年早々良くないことをお伝えすることになり、ご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。
続けて「今回のことを説明するためには、2011年に遡らなければならない。祖父が叔父に訴訟を起こし、家族は誰も行き来しなくなった。その時、複合性局所疼痛症候群(CRPS)を発症して除隊してすぐ、祖父が住む京畿道(キョンギド)利川(イチョン)に寄ってあいさつをした。ところが1000坪近くになる家が廃墟と化したかのように変わり、気の抜けた祖父の姿がとてもかわいそうだった。一緒に住もうと言うと、いいと言ってくれた。僕によくしてくれ、僕も孫として病院に付き添うなどしながら、一時を共に過ごした」と明かした。
シン・ドンウクの父親と祖父は親子関係が切れた状況で、二人を和解させるために敢えて週末に一緒に過ごす時間を作ったりしたが、その時祖父が変わり始め、シン・ドンウクを家から追い出したという。「父がよく来るので、僕が必要なくなったと思った。突然僕がだましたと言いながら、7〜8か月で追い出された。しかし父も追い出された。その時、二度と祖父に会えずにいるのだと思っていた」と語った。
しかしシン・ドンウクが、祖父に再会したのは2017年9月のtvNドラマ「ライブ」の撮影の時だった。
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