「コラム」韓国に嫁に来た日本女性の本音は?/2018アクセス順位10位

 

相手にどんどん踏み込んでくる
妻が戸惑ったのは、韓国で家族のつながりが強すぎることだ。
「もちろん、それはいいことですが、こちらが引いてしまうことも多い。私は日本で育ったので、プライベートに関してはちょっと抵抗感があります。初対面なのに細かいことをズバズバ聞いてくるとか、ノックもなしに突然部屋に入ってくるとか。韓国の人は気兼ねなく相手にどんどん踏み込んできます」
日本の両親の心配も普通ではなかった。妻は「嫌になったらすぐに日本に帰っておいで」といつも言われていた。
「そう言われたら、かえって意地でも帰りたくなくなるのでは?」

私がそう言うと、妻は「いえ、嫌になったら帰ります」と言って笑った。
「でも、両親も一度韓国に来ましたけど、とても喜んでいました。私も結婚後に日本に行ったとき、帰りに父が空港まで送ってくれて、飛行機を待ちながら『一緒に行こうかな。また韓国に行きたいよ』と言っていました。韓国が気に入ったみたいです」
夫は妻の頑張りを評価する。
「最初は言葉が通じなくて本当に苦労していました。でも、すごく順応性があって、びっくりするような早さで韓国語を覚えました。それだけ努力したのだと思います」(ページ3に続く)

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韓国女性の生き方〔第1回〕

2018.12.18