「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.42「除隊後も兵役は終わらない」

動員訓練では銃の撃ち方を復習する(写真=韓国陸軍公式サイトより)

韓国の芸能ニュースを見ていると、連日のように、芸能人が入隊したり除隊したりという報道がある。そうしたニュースに触れて、「除隊したら兵役が終わる」と考えてしまう人も多いことだろう。しかし、現実は違う。たとえ除隊しても、兵役はまだまだ続くのである。

動員訓練は4年間

たとえ、兵役で入隊して現役兵から除隊しても、それで兵役が終わるわけではない。
現役兵はあくまでも第一段階にすぎないのだ。
すると、社会に復帰したあと、どんな兵役が待っているのだろうか。
そのことを具体的に説明したい。
除隊した人は、兵役の第二段階に入る。

それが、動員訓練だ。
この動員訓練は4年間にわたって続く。社会人になったあと、対象者は兵役用の休暇を取って1年間に2泊3日(28時間)ずつの訓練を受ける。
ここでは、何をするのか。
兵役対象者は、現役兵のときに銃の撃ち方を習得しているが、その後にブランクがあると腕がなまってしまう。そこで、1年に1回ずつ召集されて銃の撃ち方などを復習するのである。
そのための訓練所が各地にある。
対象者がソウル在住であれば、ソウルの訓練所に自ら出向いていって、合宿形式で再び訓練に励む。

(2ページに続く)

2018.10.20

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