「K-Fest SUMMER ! 2013 in Yokohama」がパシフィコ横浜にて、8月10日、11日の2日間に渡って開催、横浜にサウンドの熱風が吹き荒れた!
1日目の10日には、韓国No.1ボーカルグループとしての名高い2AM、個性派ぞろいの最強ビジュアルグループMYNAME、ハイヒールを脱ぎ捨てて若さと自由とエネルギーがいっぱいのガールズグループ GLAM、“HIS STORY”の意味を持って独自性を追求しながら、新しいパラダイムを提示していこうとするボーイズグループのニューフェイスHISTORYの4組が出演した。
2日目の11日には、二日連続のHISTORY、美形アイドルとして女性ファンを魅了するC-CLOWN、 正統派アイドルグループA-PRINCEが、それぞれ出演し、会場を盛り上げた。
初日は、会場のライトがつけられると、HISTORYがシックな黒のスーツ姿で登場。デビュー曲「Dreamer」を熱唱してファンの心を焦がした。
ファンからの質問コーナーで、ファンからもらって嬉しいプレゼントを尋ねられ、「“愛”をもらいたいです」とシヒョンがポーズをきめて答え、早くもファンの“ツボ”を押さえた。そこで、「“愛”がもらえたら十分」だと、ドギュン、イジョン、ジェホの三人が続けた。次にリーダーのギョンイルが「僕は“おどろ”…」と個性をチラリ。
しかし、“おどろ”が何か分からず、司会者が「“踊ろう”?」と聞き返すと、「いいえ、すしの“大トロ”が大好きです!」と、笑顔で説明。続く質問の好きな日本食でも、ギョンイルは「もちろん大トロです!」と元気ハツラツに即答。
ジェホは「たこ焼き」。イジョンは「わさびのお菓子」と、ジャポネスクなマニア系の答えでビックリ!ドギュンは「日本のラーメンは本当においしいです」と。シヒョンは、しばらく考えた後で「日本の水がいいですね」と、“水”の違いが分かる大人(?!)の回答で場内の笑いを誘った。
イスとステッキを使ってのパフォーマンスで「The Last Time」を歌い、続く「D-Day」では、切なさが胸にしみいる旋律をどこまでも切なく、深い感性で歌い上げて、大歓声が沸きあがる中、日本で初めてのステージでトップバッターの大役を十二分に果たしきった。
2番バッター、GLAMが「I Like That」を歌いながら登場すると、持ち前のパワフルなダンスとで、場内の熱気が一気にヒートアップ!
ジニが「ドキドキで~す!」とかわいらしく日本語で挨拶をした。続けてドラマ「蒼のピアニスト」の挿入歌の「愛しい人」を感情を込めて、しっとりと歌い上げた。
次に「鏡の前で」では、切なく揺れる乙女心をシックに、キュートに披露。カードの多いGLAMの魅力的なステージに、男性ファンのみならず女性までもが引き込まれた。
ファンからの質問は、これから挑戦してみたいこと。ジニは「ミュージカル!」ミソは「演技」と即答。チヨンは「GLAMとしてやってみたい音楽があるので、次のアルバムでそれをお見せしたい」とリーダーらしく予告して、ファンの期待をそそった。
GLAMの最後は、ノリのいい「Party(XXO)」で会場を一気に盛り上げ、ボルテージは最高潮に達した。
韓国でMVが話題となった新曲「Baby I’m Sorry」を歌いながら、3番バッターMYNAMEの5人が登場すると、会場に大歓声が沸き上がった。続く「Hello&Goodbye (Japanese ver.)」を、観客と息を合わせて歌い終えた後、挨拶をかねてそれぞれの得意技を披露することに。ジョンQがラップを披露し始めると、セヨンがヒューマンビートボックスを重ねて、仲の良さを印象づけた。コヌは抜群の歌唱力で、平井堅の「瞳を閉じて」のワンフレーズを歌った。
“愛嬌”担当のチェジンはキヨミソング、セヨンはダンスを披露。インスは「皆さんのために腹筋を…」と、シャツをまくり上げると、会場には悲鳴のような歓声が飛びかった。
「Replay (Japanese ver.)」、「Beautiful Life」で雰囲気がさらに盛り上がった。そして、質問コーナーになると、 先ず、それまでMCを全て日本語でこなしてきたメンバーに向かって司会者が「日本語が本当に上手になったよね」と褒めた。
すかさず、セヨンが 謙遜して「いえ、まだまだです…実は台本もあります。だから、まだまだです」と正直に告白して、観客の笑いを誘った。「9日のジュンQの誕生日はみんなでお祝いしましたか?」というファンからの質問に、セヨンが「昨日のことはもうおしまいです」と話すと、インスが「今日はコンサートですから…」と続ける姿は、まるでコントを見ているよう。
それでもまたセヨンが話し続けようとするので、インスが「これはジュンQさんへの質問ですから、セヨンさんはマイクを置いてください!」とツッこんだ。セヨンがマイクを下に置いて、頬をプーッと膨らまして見せると、会場は大爆笑!改めてジュンQが「メンバーとスタッフがお祝いをしてくれて、感謝しています」と明かし終わると、インスが「皆さん!ちょっとめんどくさいんですが、一緒にお願いします!」と笑いを誘いながら声をかけて、「Happy Birthday to You」を会場全体で大合唱し、一日遅れの誕生日を祝った。
インスの粋な計らいで、会場が心を一つにした後、「Message(Japanese ver.)」「SUMMER PARTY」とパワー全開で2曲続けて、ヒートアップした熱気も一緒にトリを務める2AMへとバトンタッチ。
グレーのスーツで登場した2AMは、大人の魅力を振りまきながら、「One spring day」「Reminiscing about you」と2曲続け、ハーモニーの美しさを会場いっぱいに響かせ、2AM一色に染め替えた。元気よくチャンミンが 「皆さん、本当にお久しぶりですね!」と挨拶。続けて「Then」「It's coming to me」を披露するとチョグォンは「今まで歌った曲は14日に発売するアルバム『ONE SPRING DAY ~JAPAN SPECIAL EDITION~』に入っています。春にピッタリの曲なのに、こんなに暑い時に日本で発売することになっちゃって…」と話して、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
さらに、「でもどの季節に聞いてもいい曲なので、皆さんへのいいプレゼントになると思っています」とフォローするように付け加え、アピールした。
ファンからの質問コーナーになると、「私は暑い日にカレーを食べたくなりますが、2AMの皆さんはどんなカレーが好きですか?」という質問をされ、スロンは「“ココイチ(カレーチェーン店)”のカレーが好きです!トッピングはトンカツで、辛さのレベルは9がいいですね~!」と笑顔で答えた。
司会者から「辛過ぎない?」と聞かれ「全然辛くありません!」ときっぱり。チョグォンは「僕はチキンをトッピングして、辛さのレベルは3で…」と答えると、司会者から「なんか注文を受けてるような気分ですね~」と言われ、「お願いします!」と言いながら頭を下げると、会場はまた爆笑!ジヌンは「コンビニのレトルトカレーが好きです」と話し、意外(?)にも3人が同様に、庶民的な一面を見せた。特に、料理が得意なチャンミンには「どんなカレーを作ってくれるか?」という質問が出され、「今までカレーは作ったことがないんですよね~」と正直に告白。
さらに「実は少し前に『カレーが食べたいな』とTwitterに載せたら、ファンの方がたくさんのレトルトカレーを送ってくれて、今もまだ部屋にたくさんあるので、それを作ってあげます」と答えて、 楽しいトークの最後を観客の笑い声で締めくくった。
次に、雰囲気を一変させ「For you ~君のためにできること~」「Never let you go ~死んでも離さない~」と、切ないバラードを2曲続けて幕を閉じた。そして、ファンの心を溶かすハーモニーがいつまでもリフレインして横浜の夏の一つが別れを告げた。
会場ではこの後、グループごとに抽選を行なって直筆サインがファンにプレゼントされた。
HISTORYとGLAM は、公演後に握手会を開催してファンとの密接度を増幅させた。
イベントサイト: http://kfes.brokore.com/
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)