1位『1987、ある闘いの真実』93.2点
「民主化の前に大変な時代があり、その部分がよく描かれていた。人権がなかったり、支配され苦労してきたことが伝わった。ときには家族を犠牲にしたり、愛国心を植えつけられ縛られたり壮絶な時代があったのだと、歴史の背景がよくわかった」(50歳・女性)
「素晴らしい作品だった。韓国の現代史の凄さを感じた。俳優が演じているのに本当に実在している人のような、ドキュメンタリーのようで見応えがあった。社会変革時の民衆のエネルギーやひどい軍政がうまく表現されていた」(71歳・女性)
「本筋では劇映画という形をとっているが、それにドキュメントをプラスしていてバランスが良い。知っていそうで知らない韓国の歴史と現状を知ることができた。なぜ民主化したのかを理解できて勉強になった」(76歳・男性)
2位『泣き虫しょったんの奇跡』92.2点
「主人公が夢を叶える話で希望を持てる作品だった。いろいろな人に支えられて成功したところにグッときた。ひとりでがんばらないといけないけれど、長い人生の中でたくさんの人に支えられていることに主人公は気付き、自分の人生と重なったりもした」(39歳・女性)
「将棋の映画と思っていたが、人と人との出会いの映画だと感じた。主人公が奮起する場面があって、そこは感動的だった。人との繋がりは生きていく上でとても大切であることを改めて考えさせられた」(29歳・女性)
「夢を叶えるためにがんばる勇気に背中を押された。あきらめない姿勢や人との出会いによって人生はより豊かになるということを再確認することができる映画だった」(52歳・女性)
3位『ブレス しあわせの呼吸』91.8点
「重い病気について扱った映画ながら、活力にあふれていて素晴らしかった。どんな逆境にも諦めず、明るい主人公の姿に感動した。主演のアンドリュー・ガーフィールドは障がいを負った主人公を演じきっていた」(42歳・男性)
「人生で最悪な状況に置かれてもそれをすべて受け入れて、幸せや楽しみを見つけ出して自分の人生を生きる主人公の姿に感動した。私も人生を全うしたい、幸せは自分で掴むものと教えられた気がする」(47歳・女性)
「本人が病院ではなくリスクのある生活、死にもつながりかねない生活を自分で選択したところに感動した。人生は自分で切り開いていかないといけないと思った。周りの人たちとの人間関係も素敵だと思った」(70歳・女性)
※ぴあ映画初日満足度調査とは
ぴあ(株)が公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するもの。
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