“JSBⅢ”のELLYがラッパー・CRAZYBOYとしてステージに! 「NEO TOKYO」や「BO$$」などで、時に重さあるハイカロリーなビートを、さらにはロマンティックな空気やコール&レスポンスで楽しさまでを表現。奥の深いラップの世界を広げる。また「WAY UP」のリバーヴで響かせるボーカルはムードも満点! 夕暮れから夜へと変わる頃、観客の光るウチワの青いライトが輝き出し、まるで彼が夜を連れてきたようだった。
黄色い声援に包まれ姿を現すと、クールなダンスとトラック、ラフなラップと次々に変わるフォーメーションでより歓声を大きくする。そして何よりファンを狂喜乱舞させたのは約2年ぶりに活動を再開したRYEOWOOKの登場!
8人でのパフォーマンスは自ずと体が動くような「DEVIL」や中毒性高いサビがリピートする「Sorry,sorry〜BONAMANA」など。ダーク&ハードな一面も見せて観客のハートをガッチリわしづかみ! 9月からのジャパンツアーも今から楽しみだ!!
●GENERATIONS from EXILE TRIBE
今夜のトリ、今勢い人気ともに凄まじい彼らは、最新アッパーチューン「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」からカウンターパンチ炸裂! そのパワフルなパフォーマンスに観客は即夢中になる。さらにキレッキレのソロダンスに続き「Hard Knock Days」などではRYUTOのドラムにMANDYのラップも飛び出し、会場はヒートアップ!……と思わせ、バラード3連続という展開にドキリ。甘くせつなく、美しく情熱的な歌声は心の奥に届き、さらにストーリーあるダンスが強力に曲世界へと誘う。だが、そのしっとりとした空気は再び「BIG CITY RODEO」などの“アゲ曲”で沸騰。しかも7人はフロートに乗ってスタジアムをぐるり!大歓声が轟き、気分最高潮のままでラスト「Y.M.C.A」へ。会場は一つになって昇天し、まさに大団円の花火も上がり華々しく「a-nation 2018」大阪公演は幕を閉じた!
今回は上記の他、シューティングアクトとしてBeverlyが力強い歌声を、FAKYがスタイリッシュなステージを披露。さらにlolらも「EZ DO DANCE」など名曲を綴る「リバイバル企画」で会場を盛り上げた。2日間に渡り観客9万人を熱狂させた平成最後の大阪の夏は、豪華出演アーティストの名場面と共にいつまでも記憶に残ることだろう。
(DATA)
(取材・文/服田昌子)
オフィシャルサイト http://a-nation.net/
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