大阪の居酒屋めぐりが大好きなので、東京からせっせと大阪に出かけている。そして、大阪の繁華街を歩いていて気がつくのが、韓国人のあまりの多さだ。そこら中からハングルが聞こえてくる。なぜ大阪には、韓国からの観光客が多いのだろうか。
韓国にも轟く「食の都」
かつて、ソウルによく行っているときに思ったのは、「ソウルは大阪に似ているなあ」ということだった。街がかもし出している雰囲気そのものが、ソウルと大阪には共通点があった。とにかく、街がうるさいほど賑やか。それは、混沌としたバイタリティにも通じるものだった。
実際、大阪に愛着を感じる韓国人が多いのは事実で、韓国の旅行会社が様々に発表する統計を見ると、韓国人が一番訪れたい都市はいつもトップが大阪だ。
その人気は、東京や京都を完全に抑えている。
なぜ、これほど人気があるのか。
その理由を考えてみよう。
大きいのは、韓国からのLCCが関空にたくさん来ていること。韓国のどの都市からでも1時間半という近さも魅力だろう。
それから、食い倒れの街だということだ。東京から大阪に出かけて行くと、いつも「大阪には旨くて安い店が多い!」と痛感する。
その評判は韓国にも鳴り響いていて、自然と大阪が食欲を満たしたい韓国の人たちをグッと引き寄せる。
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