7月23日午後、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店では海を舞台にした大作映画「海賊:海に行った山賊」(監督:イ・ソクフン、制作:ハリマオピクチャーズ、以下「海賊」)のマスコミ試写会が行われた。この日の「海賊」の試写会には、イ・ソクフン監督、キム・ナムギル、ソン・イェジン、ユ・ヘジン、イ・ギョンヨン、キム・テウが出席し、記者懇談会が行われた。
キム・ナムギルは高麗末期の武臣出身で、李成桂(イ・ソンゲ)の乱を目撃して反乱を起こし、山に逃げた山賊チャン・サジョン役を演じた。
劇中で図々しくもとぼけた山賊チャン・サジョン役を演じたキム・ナムギルは、自身が演じたキャラクターについて「ちょっとボケっとした部分が自分と似ているのでそれを表現するのは比較的簡単だった。無理やり笑わせようと作らず、楽にキャラクターに溶け込んで演じようと努力した」と語り、「今までは男性的なキャラクターに魅力を感じることが多かったが、今はリラックスして近づいていけるキャラクターに惹かれる。どうやら僕も年を取ったようだ」と述べた。
また、キム・ナムギルは「ソン・イェジンさんとは『サメ』以来2度目の作品で、ある程度お互いについて知っていたため、共演するのが楽だった」とし、「お互い、慣れた感覚の中に深さがあると思った。前作で共演したおかげか、スキンシップにも違和感がなかった」と語った。
海賊の大団主ヨウォル役を務めたソン・イェジンも「とても楽だった。キャラクターがキム・ナムギルさんの普段の姿と同じだったので全く違和感がなかった。オーダーメイドの洋服を着たようなキム・ナムギルさんにおめでとうと伝えたい。楽しく撮影した」と付け加えた。
映画「海賊」は朝鮮の玉璽(ぎょくじ)を飲み込んだクジラを探すために海に来た山賊チャン・サジョンが女海賊ヨウォルとクジラを追跡しながら孤軍奮闘する物語を描いたアドベンチャー映画だ。
キム・ナムギル、ソン・イェジン、ユ・ヘジン、イ・ギョンヨン、キム・テウ、パク・チョルミン、シン・ジョングン、f(x) ソルリ、チョ・ダルファン、チョン・ソンファ、アン・ネサン、オ・ダルス、キム・ウォンへら豪華俳優陣が出演し、期待を集めている。「ダンシング・クィーン」「二つの顔の猟奇的な彼女」「放課後の屋上」を演出したイ・ソクフン監督がメガホンをとった。8月6日に韓国で公開される。
取材:ソウル yoshie.F