完成度が高い作品
キム・シンはついにウンタク(キム・ゴウン)という最適な女性を見つける。しかし、彼女の魅力に気づいてから、心境に大きな変化があらわれてくる。
このあたりのストーリーの展開は見事だ。見ているほうは、「ハラハラ、ドキドキ、納得」の連続だろう。
キム・シンとウンタクに加えて、生を終えた人を天界へ誘導する仕事をしている死神(イ・ドンウク)や、彼とラブストーリーを繰り広げるサニー(ユ・インナ)が登場して、物語がさらに重層的になっていく。
とにかく、それぞれのキャラクターが生き生きしている。口にするセリフも味わいがあり、娯楽性の高いストーリーの中で「生」と「死」という根源的なテーマ性が深い意味を持ち続ける。
このドラマは、韓国で放送時に完成度の高さで大評判になった。
その名声の末に、韓国で権威がある百想芸術大賞の2017年度授賞式のテレビ部門で、主要な賞を次々に獲得した。(ページ3に続く)