「JYJ」に対する仁川AGの屈辱的待遇、なぜ?  事務所側が正式抗議

「JYJ」に対する仁川AGの屈辱的待遇、なぜ?  事務所側が正式抗議

2014年仁川アジア競技大会(以下、仁川アジア大会)の広報大使として活動しているグループ「JYJ」が、メインイベントへ出席できない可能性が高まっている。

昨年2月から公式広報大使として活躍してきた「JYJ」は、委嘱以降から各種広報物へ出演し、テーマソングを歌うなど、海外で開かれたプロモーションにも参加しながら国家的イベントを広めようと努力を惜しまなかった。

いうならば、仁川アジア大会の”顔”であるわけだが、当初の契約段階では合意されたフィナーレ舞台への出演が不透明となり、難色を示している。

問題は去る1日に開かれた仁川アジア大会の開・閉幕式関連記者会見を前後して起こった。「JYJ」の開・閉幕式舞台参加に関する問題が言及され、物議をかもしているのだ。

当初、「JYJ」側はこの日も行事はもちろん、今後開かれる開・閉幕式のフィナーレ舞台などへの参加を積極的に協議してきた。しかし、組織委員会から発表された同ステージへの出演歌手に「JYJ」の名前はなく、一次疑惑を向けられた。

そして、実際にこの日2時からソウル市内にあるミレニアムヒルトンホテルで開かれた仁川アジア大会に関する記者会見では、「JYJ」の出演については「現在、協議中」として慎重な対応を見せた。

「JYJ」の出演を問う質問については「いま、確実にお話しできるのは、『JYJ』は公式的なオープニングステージへ上がる」とし、「ただ、ステージの中にミュージカルスターたちが作り上げる舞台が含まれているが、そのステージへジュンスが参加することになると、『JYJ』のステージと重なる部分があり、これをいま検討している」と曖昧な立場を見せた。

これに対し、「JYJ」の所属事務所C-Jesエンターテインメントは、主催側が契約当時の約束を履行していないとして、難色を示した。

事務所側は記者会見後、公式報道資料を通して「昨年2月、『JYJ』は仁川アジア大会の公式広報大使として委嘱した。『JYJ』の広報大使としての役割を協議する過程で、私たち会社側はアジア大会組織委員会の広報マーケティング代行会社と広報大使協約書形式の請負契約を結び、その内容の中には『国内外アジア大会関連のイベントにおいては、JYJと事前に協議する』という内容と『甲は仁川アジア大会の開・閉幕式と海外マスコミ対象のカンファレンスでK-POPスターなど韓国歌手を渉外する場合、JYJを優先的に考慮する』というものが含まれている。また、(契約)当時、仁川アジア大会組織委員会の組織委員会長をはじめ広報担当者は、広報大使渉外とともに、『JYJ』の開・閉幕式出演はもちろん、フィナーレの舞台を約束していた」と契約段階の状況を明らかにした。

また、これらを根拠に、「『JYJ』を記者会見から除外し、言及もしない点を納得する人はいないだろう」とし、「『JYJ』に対する非常識で不公平な外圧による決定ではないことを望む」と訴えた。

両者の契約書内容が公開されておらず、最終確認されていない状況ではあるが、「JYJ」の説明通りであるとすれば、アジア大会の広報大使として活動してきた彼らが不適切な待遇を受けているという主張は、妥当に見える。

1年以上もの間、多忙なスケジュールの中で広報大使として走り続けてきた彼らが、メインとなる開・閉幕式で自身の曲はもちろん、大会テーマソングを披露することができないとしたら、理屈に合わない。広報大使が十分に考慮されない記者会見や開・閉幕式は、果たしてどのような意図で企画されたものなのか、疑惑を生むのに値するだろう。

WOW!korea提供

2014.07.02