次は東京オリンピック
カーリング女子も見事だった。
連日の熱戦を繰り広げた末にベスト4に残り、準決勝では韓国に惜敗したが、3位決定戦ではイギリスを破って悲願の銅メダルを獲得した。カーリング女子の選手たちのさわやかな笑顔は、日本中に感動を巻き起こした。
こうした選手たちのがんばりがあって、日本が獲得したメダルは金4つ、銀5つ、銅4つの合計13個。1998年長野オリンピックのメダル10個を抜いて、歴代最高のメダル数となった。
このように日本選手が大活躍できたのは、「時差のない韓国での開催が日本にとって大変有利だったこと」「隣国での開催ということで大勢の応援団が現地に駆けつけたこと」が大きな理由となっている。
それによって、会場全体がホームのような雰囲気になり、選手たちにとっても大変な励みとなった。
こうした平昌の熱気が、2020年の東京オリンピックに結びついていく。今度は、正真正銘の地元開催だけに、日本選手の活躍が大いに期待できる。
ますます五輪が盛り上がっていくだろう。
文=「ロコレ」編集部
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