華麗なる復活
年齢的にも30代になっていて、コ・ヒョンジョンの芸能界復帰はたやすくなかった。しかし、かつての芸能関係者たちが温情を見せた。
それによって、コ・ヒョンジョンは2005年のドラマ『春の日』で完全に復帰することができた。
ただ、全盛期の勢いは望むべくもなかった。彼女にとっては不本意な日々が続いたことだろう。
そんな彼女が再び脚光を浴びたのが、2009年の『善徳女王』である。この大ヒット時代劇で、コ・ヒョンジョンはミシルという妖艶な女性を演じて大評判を取った。
まさに、華麗なる復活だった。
コ・ヒョンジョンは往年の栄光を取り戻したのだ。
その栄光が、プライドをくすぐりすぎたのか。
2010年に出演した『レディプレジデント~大物』では、制作側と確執が生じたと言われている。
そして、今回の騒動。コ・ヒョンジョンは最新作の『リターン』に主演して、視聴率も非常に良かったのだが……。
文=「ロコレ」編集部
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