“アジアの歌姫”、“元祖K-POPスター”と名高い歌手BoA。韓国と日本を股にかけ、大活躍を見せた彼女にも辛い新人時代がありました。
BoAは幼いころから“練習の虫”と呼ばれるほどの努力家だったといいます。現在の完璧なパフォーマンスも、こういった練習によって培われたものです。
しかし、そんな彼女が嫌いだという言葉があるといいます。
それは、2012年に放送されたKBS-2TV「キム・スンウのスンスンチャング」の中で確認することができました。
この日の放送には、BoAの一番上のお兄さんが登場しました。お兄さんは、わずか13歳でデビューした妹が不憫だったと振り返りました。
お兄さんは「当時、妹は小学生で僕は大学生でした。妹が初めて日本へレッスンに行く時、僕が運転して空港まで連れていきました」と語りました。
BoAはお兄さんに大きく手を振りながら日本へ向かったといいます。
お兄さんは「妹は、“頑張れ”という言葉が嫌いだそうです。“本当に頑張っている人の前での頑張れは、形式的だと思う”と言っていた」と振り返り、「“頑張れ”という言葉を一度言うと、“本当に頑張れって言うんだったら私を辛い状況から救いだしてよ。できないんだったら言わないで”と言われた」と明かしました。
その後、お兄さんはBoAに“頑張れ”とは言わなくなったといいます。その代わり、“健康でな”というセリフを言うようになったそう。
幼い頃からスタートした見知らぬ土地での暮らし。BoAの強さの根底はこの頃から築き上げられたものだったのですね。
WOW!Korea提供
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