2月9日に総合開会式が開催される平昌(ピョンチャン)オリンピック。25日の閉会式まで102種目が行なわれる。この平昌オリンピックでは、日本選手の大活躍が予想される。日本でも大いに盛り上がるだろう。
時差がないという利点
平昌オリンピックの開催地は『冬のソナタ』のロケ地としてよく知られる場所。韓国の北東部にあり、有数のリゾート地だ。
本来なら高速バスを使ってソウルから3時間ほどかかったが、2017年12月に高速鉄道のKTXが開通し、仁川(インチョン)国際空港からでも2時間ほどで行くことができる。
日本から行く場合でも、かなり利便性が向上した。そういう意味では、日本から行く応援団も行きやすいと言える。
この平昌オリンピックでは日本選手の大活躍が見込めるのだが、その根拠は、なんといっても立地条件だ。
とにかく、日本と韓国の間には時差がないのだ。韓国の午後7時は日本でも午後7時なのである。時差がないというのは、スポーツ競技では大変な利点だ。
一方、冬の競技に強いヨーロッパや北米の選手たちは、長い距離を苦労して移動してきて、時差で体調を崩す恐れもある。ベストのコンディションを維持するのに、かなり苦労するだろう。(ページ2に続く)