権力の暗い姿を浮き彫りにしたKBS2TVドラマ「ゴールデンクロス」が番組没入度1位を獲得したことがわかった。
韓国放送広告振興公社(KOBACO)は5月の番組没入度(PEI)を集計した結果、「ゴールデンクロス」が143.6で1位の座にあがったと13日、明らかにした。
「ゴールデンクロス」は4月の調査では大きく頭角を表せなかったが、ドラマの進行に緊張感が増して、没入度が高まった。
同番組は10代を除いたすべての年代で上位を占めた。特に男性40代(151.6)、女性40代(146.2)、男性20代(145.8)で没入度が高かった。他のドラマと異なり、男性視聴者の没入度が高いのが特徴的だ。
「ゴールデンクロス」に続き、没入度2位はMBCバラエティ番組「無限挑戦」(139.7)だった。
SBSバラエティ番組「心臓が跳ねる」は応急救助時間である“ゴールデンタイム”を素材にしたキャンペーンが注目されて没入度が130.5で3位に入った。
時事報道番組ではMBC「PD手帳」(126.5)の「瑞草洞 愛の教会」編が没入度上位16%に値するS等級にあがった。
KOBACOはセウォル号沈没事故により、一部のバラエティ番組が放送中止の状況で番組没入度調査が行われ、他の月よりPEI数値も相対的に低かったと説明した。