2016年にKBSで放送された『雲が描いた月明り』でトップ級の人気を獲得したパク・ボゴム。彼ほど次回作が大いに待たれている俳優は他にいない。2018年は彼にとってどんな年になるのか。
大学卒業への意気込み
『雲が描いた月明り』の放送が終了したあと、当然ながら、パク・ボゴムのもとには映画やドラマの出演オファーが多かった。
しかし、2017年に彼の新作はなかった。1993年生まれの24歳。これほどの若さで1年以上も空白があくのは珍しいのだが、それも仕方がなかった。学業に専念していたからだ。
パク・ボゴムは明知(ミョンジ)大学の映画音楽学科に在学中。最終学年を迎えて、絶対に卒業を延ばしたくなかったのだ。それゆえに、もっとも「旬」の時期でオファーも多かったにもかかわらず、彼は新作を控えた。
実際、tvNから提案された『花遊記』の出演オファーに心が動いたのは事実だが、やはり学業優先を守るために自重した。
それほどまでに、大学卒業への意気込みが強かった。
しかし、話題には事欠かなかった。学業の合間をぬってアジア各地でファンミーティングを行ない、爽やかなキャラクターでさらにファンの心を熱くしている。とりわけ、2017年12月24日に幕張メッセで行なったファンミーティングは大盛況で、いまさらながら絶大な人気を証明した。(ページ2に続く)