長く演技できる俳優でありたい
実際のイ・ジュンギはどういう人間なのだろうか。
マスコミの間で彼は「人が好きで、酒好きで、明るい性格で、自分の考えを正確にアピールできる人」と評されているが、イ・ジュンギも「実際にそうです」と認めている。
「インタビューのときは、本当に秘密にしなければならないプライベートな部分の20%だけを除き、すべてをオープンします。インタビューでの姿が本当の僕だと思ってくれればいいですね」
ここまで本人が言い切ってしまうと、イメージ管理をしなくても大丈夫なのかと周囲が心配するほどだ。
それでも、イ・ジュンギはきっぱりと言う。
「かつてイメージ管理というものもやってみましたが、やればやるほどファンと離れていくような気がして嫌になりました。スターとしていられるためには、もう少し自分を神秘的に飾ったり、何かを隠したりしたほうがいいかもしれませんが、僕が夢見てきたのは長く演技できる俳優であって、決してスターではなかった」
このようにキッパリと言うイ・ジュンギ。その姿勢はずっと変わらないと彼は断言している。
「演技を長くするためには、ファンと離れてはいけないんです。身近で頼もしいイメージを作るのは大変難しいのに、自ら離れていく道を歩む必要はないと思います」
イ・ジュンギのこの言葉の中に、ファンが愛する理由がある。
文=朴敏祐(パク・ミヌ)+「ロコレ」編集部
記事提供:「ロコレ」http://syukakusha.com/
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