「会見レポ」イ・ジェユン 腕の筋肉はガッチガチ!「ハートレスシティ~無情都市~」来日記者会見

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「ハートレスシティ~無情都市~」は、麻薬組織に潜入捜査官を送り込む警察、麻薬組織と癒着する公権力。緊迫感あふれるスピーディーなストーリー展開と、互いに身分を偽った者たちの命をかけた駆け引きは、映画「インファナル・アフェア」を彷彿させると韓国で話題になり、リアルタイム検索語ランキングでは、地上波ドラマの期待作を抑え1位にランクインするなど大ヒットとなった本格的サスペンスドラマ。日本では完全無料BSテレビ局・Dlifeにて5月9日より放送が開始され、現在4話まで放送されている。

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麻薬捜査官の特捜部部長を演じるのは、「恋せよシングルママ」や「野王」で人気を得たイ・ジェユン。鍛えあげた肉体美で女性ファンをメロメロに!そんなイ・ジェユンが6月3日(火)東京都内にて行なわれた「ハートレスシティ~無情都市~」記者会見に登壇した。

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イ・ジェユンは白のジャケットにネイビーのパンツ、パンツの色と合わせられたネイビーのポケットチーフが胸元を飾り、「こんにちは、チ・ヒョンミン役を演じましたイ・ジェユンです。お会いできてうれしいです。日本は遠くて近い国という風に言われておりますが、今回ドラマの宣伝を通じてこうして日本に来ることができてとてもうれしく思っております。そして俳優を代表して日本に来られた事を光栄に思います。日本の皆さんに愛されるドラマになってほしいと願っています。僕もこれからもっとがんばって良い俳優になり、頻繁に日本に来られるようになりたいと思っています」とさわやかな笑顔であいさつをし、司会者からの質問に答えた。

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Q.どんなドラマですか?

イ・ジェユン:ドラマの内容は直接ご覧になって頂ければおわかりになるかと思いますが、都市の中でしれつに戦いながら生きていく人々の姿が描かれているのですが、私たちも日常で感じる孤独や傷、そうした人々の生き方というのが描かれています。その傷跡が癒されていく過程やラブストーリーも織り込まれたドラマとなっています。

 

Q.この作品に出演しようと思ったきっかけは何ですか?

イ・ジェユン:前作の「野王」というドラマの撮影が終わった所で、とても良いドラマがあると薦められ、監督とお会いして、台本を受け取ったのですが台本がすごくおもしろかったのと、以前からチャレンジしてみたいと思っていた役柄だったので迷う事なく出演を決めました。

 

Q.アクションシーンが多いが、苦労された事はありますか?

イ・ジェユン:幸い大きなけがはなかったんですが、刑事の役柄なので絶えず走り回ったり車にひかれそうになったり、殴られたりしていました。痛みは感じていなかったんですがいつも痣が体中にあり、湿布を貼ったりしながら撮影をしていました。“博士の息子”を追いかけるシーンで、撮影の場所が地面に小さな砂利がたくさんあって走るのが大変な所だったんですが、監督が「全力疾走をするように」と指示を出されたので大変だなと思いながらがんばって走ったという事が思い出に残っています。

 

Q.「そういうシーンはできません」とかジェユンさんはおっしゃらないのですか?

イ・ジェユン:心の中では大変だなと思ったんですが、「やってみます!」と言って撮影しました。もしかしたらけがをするかなと不安もありましたが、いざ走ってみたらうまくいったんです。それでそれを見たチョン・ギョンホさんが「車より早く走っていたよ」と言っていたんです。スタッフの方にも「良いシーンが撮れたね」と皆さんに喜んで頂けたのでとてもうれしかったのを覚えています。車がゆっくり走ってくれたんでしょうけど(笑)

 

Q.昨日ドラマのプロモーションとファンミーティングをされたようですが、最後ファンの方をお見送りする時に当初はハイタッチ会の予定だったが急遽握手会になり、握手以上の事もしてあげていましたよね?

イ・ジェユン:ファンの皆さんがわざわざ来てくださったのにハイタッチだけだと少し名残惜しいので意味のある時間にしたかったんで、手を差し出して握手にしたんですが、ハグを求められる方にはハグをしました。本当に感謝の気持ちをこめて皆さんの思い出に残る時間になってほしいという思いでいろんなことをさせて頂きました。

 

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途中、このドラマの大ファンであるという、タレントのはるな愛がスペシャルゲストとして登場し、さらに場を盛り上げた。イ・ジェユンの隣に立つと「あーかっこいいー!」と心の声を抑えきれない様子を見せ、イ・ジェユンと会場に居た記者たちの笑いを誘った。記者会見の会場に移動する車の中でも今作を見ていたと食い入るように見つめるはるな愛に「照れます。シャイなので…ドラマをそんな風に楽しんで見て頂けてうれしいです。この後もっと楽しくなるので楽しみにしてくださいね」とはにかみながら答えた。

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はるな愛は、「ドラマのシーンでイ・ジェユンさんに捜査官の恋人がいるのですが、その彼女に、『捜査をする中で危険が伴うので仕事をやめてほしい。俺は君を大切に守っていきたい。』と彼女を気遣うシーンがあるのですが、そこを20回くらい見ましたよ。私と置き換えてすごいたくさん見たんです!」と話すと、通訳を聞いたイ・ジェユンは、「そのシーンだけ20回見たんですか?」と不思議そうに話し、「あー…」と微妙な反応を見せ会場を笑わせた。また、はるな愛は通訳に「今日は男の子という事を内緒にして、日本の女優だと紹介して、日本に来た時だけの限定恋人になってほしいと伝えてほしい」とこっそり伝えると、男性と知らされていないイ・ジェユンは何か感じ取りながら、「OK。今日だけ」と疑いながらも紳士らしく答えてまたまた会場を沸かせた。

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このドラマの見所を、「今、日本では4話まで放送されたという事ですが、今後ヒョンミンが“博士の息子”を捕まえるために様々な努力をしていきます。“博士の息子”とヒョンミンの間の微妙な心理戦で追いつ追われつのストーリー展開がありますので、その辺も注目して頂きたいと思います。またその中にもラブストーリーが盛り込まれていますので、そこも見て頂きつつ、それ以外にもアンダーカバー、潜入捜査官が誰なのかというのも気にしながら見て頂けるともっとドラマを楽しんで頂けると思います」と語り、現在放送中のストーリーが更に複雑に展開していく様子を明らかにした。

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フォトセッションでは、はるな愛を軽々と持ち上げ、女性の憧れである「お姫様抱っこ」をし、カメラマンからの要求に応え、長い時間お姫様抱っこをしてみせた。最後にはハグを交わし、ハイタッチで決めたが、はるな愛は、「男の子同士のハイタッチみたいでイヤだ」と残念そうな表情を見せた。会見中終始はるな愛を気遣う素振りを見せ、息ぴったりに笑いを誘いながらドラマの宣伝をした二人は、アクションシーンをこなしたかのように汗をたっぷり顔に光らせて会見場を後にした。

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囲み取材では、はるな愛みたいな女性はどうかと聞かれ「本当に楽しく一緒に過ごすことができて、こんな楽しい女性は僕もいいなと思います」と答え、「彼女としてはどうですか?」と聞かれると「いいですね。積極的な女性は好きです(笑)」と答えた。記者がはるな愛は実は…と女性ではないことをばらそうとすると、「実は少しだけはるな愛さんの事を聞いて、知っていたのでどんな風に僕は接したらいいのかなと思っていたんです。ハグをしたり抱っこをしたりするときも、どうしたら愛さんが居心地よくなるかなと考えていたんです」と告白すると「やさしい~」と目をハートにしてイ・ジェユンを見つめた。

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囲み取材でも爆笑を誘った二人のやりとりで和やかに記者会見が終了した。

 

ドラマ「ハートレスシティ~無情都市~」は、完全無料BSテレビ局・Dlife(ディーライフ/BS258ch)にて、2014年5月9日(金)より、毎週金曜12:00AM 日本独占初放送中。

 

「ハートレスシティ~無情都市~」

[STORY]

ソウルに暗躍する麻薬組織の幹部であるシヒョン(チョン・ギョンホ)は、“博士の息子”という異名で、組織の中で休息に勢力を拡大しつつあった。ある日シヒョンは、組織のボスを抹殺することを計画。しかしそれは、単なる組織掌握を目的としたクーデターではなかった。一方、麻薬組織壊滅のために奔走する特捜部部長のヒョンミン(イ・ジェユン)は、一大勢力である天秤派のキーマンが“博士の息子”であることを突き止める。“博士の息子”をあぶり出すため、ヒョンミンの同僚で恋人でもあるギョンミがおとりしとして組織に送り込まれるのだが、ギョンミは何者かに暗殺されてしまう。姉ギョンミと同じ警察官を目指していたスミンは、姉の仇である“博士の息子”を捕えるため、捜査官として麻薬組織に潜入することを決意するのだった。そんな中シヒョンは、以前立ち寄ったコンビニで働いていたスミンと偶然再会。以前と変わらない笑顔を見せるスミンに、シヒョンは少しずつ惹かれていく…

 

[CAST]

チョン・ギョンホ:「幻の王女チャミョンゴ」「あなたは遠いところに」「ごめん、愛してる」

ナム・ギュリ:「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」「私の期限は49日」

イ・ジェユン:「ファントム」「野王」

 

[STAFF]

演出:イ・ジョンヒョ「ロマンスが必要2」

脚本:ユ・ソンヨル

 

 

2014.06.05