自由奔放で派手なパフォーマンスで人気のBlock.Bが、2014 BLOCK BUSTER 韓国公演(in ソウル、釜山)に続き、 5月31日(土)、千葉・舞浜アンフィシアターにて『2014 BLOCKBUSTER in JAPAN』を昼夜2回公演で開催。
取材に訪れたのは昼公演。ファンが開演を心待ちにする中、会場の灯りが消えるとざわめきは大きな歓声に変わる。スクリーンに映画のオープニングのような映像が流れると、「Ready Action!」の声で、いよいよステージの幕があがった。
Block.Bは2011年4月にデビューした7人組ボーイズグループ。ゴリラダンスなど自由奔放な圧倒的パフォーマンスで人気を誇り、昨年10月にカエルダンスの「Very Good」で韓国の音楽番組でデビュー後初の1位を獲得するなど、1年の沈黙期間をもろともせずに鮮烈なカムバックを果たした。また5月中旬には自身初となる単独コンサート、「2014 BLOCKBUSTER」を韓国で開催し、成功を収めた。
「Very Good」のイントロが流れると歓声が沸き起こり、一気にボルテージは最高潮に。お馴染みのカエルダンスでステージを跳ね回ると、続く「Freeze! + Wanna B」では、凝った映像をバックにド派手なパフォーマンスを披露。ジコが「BBC(=Block.Bのファン)、Put your hands up!じゃあ今から行こうぜ!」と呼びかけると、「Halo」で会場は巨大なクラブと化した。
曲と曲の間も、グループ名の「Block.B」に着眼して付けたタイトル「BLOCK BUSTER」の世界観溢れる映像でファンを惹き付ける。
円形ステージから椅子に座った7人が再び登場すると、手にはバラの花を一輪持ち、「Romantically」。ゆっくりと回るステージから、優しい表情でファンを見つめながら熱唱。「Synchronization 100%」では、左右に手を振る7人とペンライトを振るファンとのシンクロ率も100%。スローな楽曲でもファンを魅了した。
ここで「Do you wanna B?Block.B!こんにちは、Block.Bです」と全員であいさつ。ジコが「Block.Bのファーストコンサート『BLOCKBUSTER』に皆さんようこそ!」続けて、「リーダーのジコです!」「こんにちは、テイルです!」「Block.Bのスマイル、ユグォンです」などそれぞれ日本語で自己紹介。
ジコは「この瞬間をずっと待ってました。今日は皆さんが主人公なので、僕たちBlock.Bが最高の時間を作ってあげます」と宣言。ビボムは「このコンサートの準備で、僕、頑張りました!日本のBBCの皆さんがいっぱい来てくれてうれしいです」と満面の笑みを浮かべ、ビボムは「『BLOCKBUSTER』のステージはやりたいことを全部やったんですけど、特に僕はイケメンモードを出しました」と言ってファンを湧かせた。
ユグォンが「最後までVery Very Goodなので期待してください」と約束すると、続く「Did you or did you not」で、早速その期待に応えた。
「No Joke」ではピオ、パクキョン、ジコがラップで魅せ、ステージ端ギリギリでファンを煽る。続いてビボムとユグォンが力強いダンスパフォーマンスを披露。メンバーの個性を発揮する見どころもたっぷり用意された。
そして突如現れた映像とリズムに合わせて、ダンスの振りを練習することになったファン。初めはテンポの早いリズムに戸惑いながらも、何度か練習しているうちに息もぴったり!
すると今度はスロットマシンの映像が流れ、“7”が全て揃ったところで、黒いジャケットや白のニーハイなど個性的な衣装の7人が、「Jackpot」を日本で初披露。「ラララ」のサビが印象的なBlock.Bらしい楽曲に、銀テープも飛び出し、会場は大盛り上がり。
パクキョン「これからは元気なステージです」ピオ「だからもっと楽しんで行きましょう!」とファンに声をかけると、「Nillili Mambo」で再びアクセル全開。ラップとビートが体の芯に響くド迫力のステージに、自然と体が動き出し、続く「Mental Breaker」でもファンを魅了した。
ジコ「みんな、楽しんでますか?僕たちも、もちろん皆さんも、(ステージの)時間が過ぎるほど、エナジーがもっといっぱいになるんですね。今日、夜まで一緒にいましょうか?」と声をかけ、ビボムは「本当に最高に楽しみました。BBCの皆さん、最高!」とファンを誉め称えた。テイルは「僕たちが作った『BLOCKBUSTER』、いつも“初”っていうのは、なんかドキドキする」とステージの感想を語った。
「コンサートの後は音楽の活動頑張ります」とジェヒョがこれからの活動について語ると、
「そろそろ最後のステージに…」と言いかけ、ファンから「えー!」と惜しむ声があがると、ユグォンは「僕も終わりたくない!」と名残惜しそうな表情。「皆さんと、一緒に過ごしたこと、僕は忘れません!」と、最後にピオが一生懸命日本語で伝えた。
「Be the light」では、テイルの伸びのある歌声が会場に響き渡り、そして鳴り止まないアンコールに応え、「Nanrina」でパワフルなゴリラダンス、「NICE DAY」、「Very Good (Rock ver)」では、首を縦に振ってメンバーもノリノリ。力強いビートに会場は再び沸騰した。
そして映画のエンドロールのような映像が流れると、それに合わせてファンが大合唱。このまま終わりだと思われた中、再びメンバーが登場!
手を振り、後ろの席のファンにも視線を合わせようとしながら、「Movies Over」を優しく歌いあげた。そして「ありがとうございます!バイバイ!」と言って、ステージを後にするBlock.B。
メンバーそれぞれの個性と存在感が感じられ、派手な見どころも満載なステージ。Block.Bのサウンドとパフォーマンスは、一度見たら抜け出せない魔性の魅了を持っているようだ。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
『2014 BLOCKBUSTER in Japan』8月公演が決定!!
■8月16.17日 18:00~ 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
■8月30.31日 18:00~ 舞浜アンフィシアター
※詳細は後日発表。
Block.B日本公式サイト http://block-b.jp/