ガールズグループ「AFTERSCHOOL」のユイと女優のミン・ヒョリンが、無断で自身の画像をホームページ上で使用したとして、整形外科医を相手取り提起した訴訟で、原告敗訴の判決が下った。
複数の韓国メディアは30日、ユイとミン・ヒョリンが整形外科医イ某氏に対し、許可なく画像を整形外科・皮膚科病院のホームページで使用、パブリシティ権を侵害したと主張していた問題で、裁判所は「原告敗訴」の判決を下したと報じた。
パブリシティ権とは、人に備わる、顧客吸引力を中核とした経済的な価値を保護する権利をいう。
裁判所は「パブリシティ権の意味、範囲、限度が明確に定められたとはいえない」とし「芸能人の写真や名前を利用したということだけで、パブリシティ権を侵害したとはいえず、また、2人(ユイとミン・ヒョリン)の画像を使用したことで、どれくらいの収益を得たかという点についても確認する資料が不足している」と説明。これらを理由に、原告敗訴の判決が下った。