ソ・イングク、「軍隊行きたかった」釈明の中、残る疑問点

だが、相変らず疑問は残る。 ソ・イングクが疾患があるという事実自体ではなく、その過程だ。 疾患部位の手術を薦めた医師は手術まで必要な該当疾患が兵役免除理由になるということを軍入隊を控えた患者に教えなかったのだろうか。もし兵役免除理由になることを知らなかったとするなら無能な医師であり、知っていて言わなかったとすれば患者が危険な状況に置かれることを放置した不誠実な医師だと推定することができる。

また、入隊延期をするためには兵士用診断書が必要だ。 免除理由になる疾患で2度も入隊延期をするには医師の診断は必須だ。 とりわけ体が財産である俳優の立場では、自身の病気に関して関心が高くならざるをえない状況。だが、ソ・イングクは入隊延期のために診断書を受けたが、免除の有無は夢にも考えることができなかったという。


ソ・イングクの軍免除の理由になった左足首の骨軟骨病変(離断性骨軟骨炎)は、治療が容易ではない病気だ。治療が容易だったとすれば兵務庁で免除理由として選定することもなかっただろう。だが、不治の病ではない。 ソ・イングクもやはり手術が必要だということを認知したが、疾患に対する治療でなく痛み緩和治療を受けたと伝えた。 手術をしないで痛みを緩和し持ちこたえて入隊延期をして入隊したソ・イングクなので、疾患の事前認知とともに積極的な問題解決の努力に対する疑問も依然として残っている。

ソ・イングクは今年8月に所属事務所を移籍したと公式発表した。そして約2カ月ぶりにファンカフェに掲載した文を通じて免除に関する見解を明らかにした。ソ・イングクが大衆の心を取り戻して新しい作品であいさつできるのか、関心が集まる。

2017.10.06