朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が、俳優イ・ビョンホン主演の映画「南漢山城」を観賞し、心境を明かした。
朴市長は3日午後、自身のSNSを通して「きょう公開された『南漢山城』を観賞した。止まらない涙と共に、終わりのない怒りがこみ上げてきた」と感想を記載。
続けて「どれほどの外交的努力で事前に戦争を予防し、また民の塗炭を防げたはずが、民族の屈辱と民の屠殺を招いた者は歴史の中の罪人に違いない」とし、「無能で無責任な指導者たちが、間違った現実の判断と無対策の名分に、互いに捕われて壬辰倭乱へと続き、国家的な災難を招いたのだろう」と分析した。
また「現在の我々の状況を見ると、大きく変わらない。いまだに強大国の間にある大韓民国は、危機に直面している。米国と日本、中国の間に南北の対決は深まり、経済的な圧迫と安保の危機は大きくなっている。我々の力を育てて、外交的な知恵を集め、国民の団結が必要なときだ」と呼びかけた。
一方、映画「南漢山城」は1636年仁祖(インジョ) 14年丙子の乱で、進むところも退くところもない孤立無援の南漢山城の中、朝鮮の運命をかけた最も熾烈な47日間の物語を描いた作品だ。
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