「Sechs Kies」、日本ファンミーティングファイナルに来場のファン2400人が熱狂!

「Sechs Kies」、日本ファンミーティングファイナルに来場のファン2400人が熱狂!

韓国の男性グループ「Sechs Kies」が9月3日(日)なんばHATCHにて日本ファンミーティングのファイナル公演を実施し、来場のファン2400人を魅了した。

「Sechs Kies」は「6つの水晶」を意味する1997年デビューの男性グループ。現在はカン・ソンフン(メインボーカル)、チャン・スウォン(ボーカル)からなる「WHITE KIES」と、ウン・ジウォン(リーダー、ラップ、ボーカル)、イ・ジェジン(ダンス、ボーカル、ラップ)、キム・ジェドク(ダンス、ラップ、ボーカル)からなる「BLACK KIES」の5人で構成される。メンバー全員に共通する端正なビジュアルと良質な楽曲で、90年代後半の韓国音楽シーンをリードし一大ムーブメントを築き上げたが、人気絶頂の中、2000年に惜しまれつつ解散。

2016年には約16年という長い沈黙を経て再結成し、同年、韓国本国にて行われた復活コンサート「YELLOW NOTE」では2日間で2万人以上を動員。再結成後初のシングル「THREE WORDS」、アルバム「2016 Re-ALBUM」も大成功を納め、当時と変わらない人気を見せつける。そんな生ける伝説ともいえるグループが、7月19日に「THE 20TH ANNIVERSARY -Japan Edition- 」のリリースをもって、ついに日本デビューを果たし、ファイナルとなる大阪でのファンミーティングにはその姿を目に焼き付けようと大勢のファンたちが会場に駆けつけていた。

開演時間を迎えるとクールな衣装に包まれたメンバーたちが張り裂けんばかりの歓声に包まれながら登場した。MCから初となったYOKOHAMA BAY HALLでの日本ファンミーティングの印象を聞かれ「初のファンミーティングでしたがファンの皆さんの熱気が凄くて公演を楽しめました!」「大阪はもっとすごいんですよね?」とメンバーが会場を煽ると、一段と大きい声援が送られた。

イベント前半のパートではまず、ミュージックビデオ撮影や来日時の写真を見ながらの近況エピソードトークが繰り広げられた。続いてメンバーが事前に答えたアンケートを元に各メンバーのパーソナルを当てるクイズ戦を実施。旧知の仲のメンバーだが、難問が多く出題され苦戦を強いられるメンバーの姿に会場は笑いに包まれ、彼らがこれまで見せたことのない姿を見たお客さんからの歓声が鳴り止むことはなかった。

また20周年記念ライブとして9月23日(土)に韓国の高尺ドームでのライブ開催も告知されており、「デビュー以来初のドーム公演なので楽しみです!」と意気込みを語った。

後半はライブパートに突入し、リーダーのウン・ジウォン「好きやでー!」の掛け声とともに90年代活動時の名曲 「COM’BACK」からスタート。続けざまにアップテンポな楽曲を次々にパフォーマンスすると会場は大きな盛り上がりを見せた。

「盛り上がってますか?一緒に最後まで盛り上がりましょう!!」というMCの後、最新アルバムにも収録されている「BE WELL -Japanese Version-」や「SAD SONG -Japanese Version-」など、今なおスマッシュヒットを記録している楽曲の日本語バージョンを初歌唱し、観客もメンバーとともに大合唱。そしてライブ後半にさしかかり、彼らの代表曲である「COUPLE」をパフォーマンスした際にはオーディエンスのボルテージは最高潮に。「Sechs Kies」の日本活動がこれほどにも待望されていること一目でわかり、会場が一つになるのが見て取れた。

新旧様々な楽曲を織り交ぜた、彩り豊かなセットリストにオーディエンスは酔いしれ、本人たちが重ねてきたキャリアとは相反する、フレッシュでアグレッシヴなステージを見ている者の脳裏に焼き付けた「Sechs Kies」の日本ファンミーティングファイナル公演は、終始大歓声と合唱が止まぬまま幕を閉じた。

韓国音楽史にその名を刻んだ音楽グループがいよいよ日本国内でも本格始動する。この日のMCでメンバーが「オリジナルアルバムを作っています!楽しみに待っていてください!」とニューアルバムを制作中であることを発表。会場からはアルバムを心待ちにしているファンの喜びの歓声が上がった。「またお会いするのを楽しみにしています。これからも日本のみなさんと楽しい時間を過ごしたいです。」(ウン・ジウォン)、「もっとかっこいい姿で皆さんの前に戻ってきます」(カン・ソンフン)と日本語で話したように、今後の日本での更なる積極的な活動も期待できそうだ。

WOW!korea提供

2017.09.04