俳優チ・チャンウクがSBS水木ドラマ「怪しいパートナー」を通じて演技力を誇示した。
「怪しいパートナー」(脚本クォン・キヨン、演出パク・ソンホ)でチ・チャンウクは今まで見せた姿とは180度違った。チ・チャンウクは当初ロマンチック・コメディ(ロコ)とは程遠かった。tvNドラマ「THE K2」、KBS2ドラマ「ヒーラー」、MBCドラマ「奇皇后」、映画「操作された都市」等、華やかなアクションが加味された作品を主にしてきてからだった。
だが、ベールを脱いだチ・チャンウクのロコは期待以上だった。チ・チャンウクは完全に今までのスタイルを捨てた。痴漢に疑われて高校生と戦うシーンなど、あきれる状況で彼はコミカルな表情を適材適所に加味して笑いをかもし出した。ドラマの序盤、ながらく髪を洗わなかったウンボン(ナム・ジヒョン)の頭をなでながら話した台詞「汚いけどかわいい」は流行語になったほどだ。チ・チャンウクはどんな台詞でもその状況に合うように生かす能力を見せた。
ロマンチックな演技もやはり釘の打ちどころが無かった。チ・チャンウクのトレードマークだと言える憂いに満ちた目つきが光った。ドラマの中のナム・ジヒョンをじっくりと眺めたり自身の心を伝えなければならないときは、目つき一つで全てのものを解決した。特有の甘い声もやはりドラマにのめり込ませた。
「怪しいパートナー」を通じてチ・チャンウクの人気は各種SNSを通じても実証された。「怪しいパートナー」が放映された日はチ・チャンウクの短い映像がSNSに掲載されて彼の人気が分かった。
「怪しいパートナー」がチ・チャンウクにさらに意味があったのは8月14日に軍隊に入隊する彼の最後の作品だからだ。視聴率は多少残念な数字だったが彼の演技力をもう一度実証できる契機になった。軍隊除隊以後、彼の活躍がより一層期待される。
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