来月14日、世宗文化会館大劇場で開幕する欧州ミュージカル「モーツァルト!」に歌手パク・ヒョシンが新たに合流することがわかった。
同作品はモーツァルトの天才性よりは彼の愛や自由への渇望、1人の人間としての苦悩に集中するミュージカルで、グループ「JYJ」キム・ジュンスのミュージカルデビューで注目されていた2010年の初演以来、着実に愛されてきた。
初演から出演してきた俳優キム・テギョン、パク・ウンテと共にパク・ヒョシンが新たに合流する。
デビュー初期「ロック ハムレット」に出演していたパク・ヒョシンは昨年13年ぶりに「エリザベート」に出演し、ミュージカル俳優としての可能性を認められた。特有の爆発的な歌唱力を前面に打ち出し、「ミュージカルの舞台とは似合わないスタイル」という世間の懸念を払拭させた。
モーツァルトの妻コンスタンツェ役にはキム・ソヒャン、イム・ジョンヒ、チョン・ジェウンがキャスティングされた。
一方、今回の「モーツァルト!」はミュージカル「スイーニー・トッド」(2007)と「バンジージャンプする」(2012)の初演ステージの演出をしたエイドリアン・オズモンドの陣頭指揮のもと、台本や舞台などを新たに整えている。
また原作者であり劇作家のミヒャエル・クンツェと作曲家のシルヴェスター・リーヴァイのコンビとの論議の末、新しい曲と編曲されたバージョンの曲も多数披露する計画だ。