身近に福祉と接する２年間

韓国の芸能人は福祉に大変熱心で、恵まれない人たちに対する慈善活動を率先して行なうケースが多い。
これは、社会的に名声を得た人が恵まれない人を助けるのは必然という韓国的な「共助精神」の表れでもある。
そういう慈善活動は、通常は芸能人も時間的に余裕があるときに行なうものだが、今回のイ・ミンホの場合は、毎日自分の仕事として福祉活動に専念することになる。今までとは比較にならないほど身近に福祉と接するのだ。

大変な仕事であることは間違いない。しかし、そうした経験は、人間としての幅を広げるだけでなく、俳優としての演技力にも大きなプラスになるだろう。
なぜならば、恵まれない高齢者に接するということは、様々な人生を共に体験することにもつながるからだ。それは、イ・ミンホ自身が社会が抱える様々な問題を身近に考える契機にもなる。（ページ３に続く）