韓国映画「オクジャ」上映が一部中断…カンヌ側公式謝罪

韓国映画「オクジャ」上映が一部中断…カンヌ側公式謝罪

第70回カンヌ国際映画祭側が、韓国のポン・ジュノ監督の新作「オクジャ」の上映中断について公式謝罪をした。

日本時間19日午後、カンヌ国際映画祭の組織委員会は「オクジャ」上映中に技術的欠陥によって起きた上映中断に対して謝罪をした。

カンヌ組織委員会側は「(現地時間)午前8時30分、ポン・ジュノ監督の『オクジャ』がルミエール劇場で上映されている間、技術的な問題が起きた」とし、「何分かの間、中断後に再び上映された」と事故発生から約1時間後に伝えた。

続けて「事故は完全に技術スタッフによるものであり、監督や『オクジャ』制作チーム、プロデューサーや観客に深くお詫びする」と述べた。

先だってルミエール劇場で行われた「オクジャ」記者試写会は、スクリーン前の幕が半分隠れたまま上映が始まり、劇場内でやじが飛び交った。

映画「オクジャ」は、世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供する Netflixのオリジナル映画史上初めてカンヌに進出作。これに対し、劇場公開していない作品がカンヌに呼ばれることはふさわしくないと、フランス国内で激しい反発が起こり、カンヌ組織委員会が悩んだ末、来年からコンペティション部門進出作品を、フランス国内の劇場で公開された作品に限定するという異例の状況が発生した。このように「オクジャ」は、様々な面でことしのカンヌ国際映画祭を熱くした作品の1つとなった。

WOW!korea提供

2017.05.19