「コラム」ソ・イングクの兵役で今後予測できることは?

3月28日に第5師団・新兵教育隊に入営(入隊のこと)したソ・イングクは、左足首のくるぶしの骨軟骨病変によって3月31日に帰宅命令を受けて、いったん第5師団から離れた。5月16日現在で、状況の詳しい発表はないのだが、今後予測できることは何だろうか。

 

帰宅命令を受けた理由

韓国の兵役法には現役兵の帰宅命令について、次のような規定がある。
「身体検査の結果、疾病や心身障害によって現役服務に適さない場合や、15日以上の治療期間が必要だと認定された人に対しては、その疾病または心身障害の程度や治療期間を明示して帰宅させなければならない」

結局、ソ・イングクは左足首の故障によって現役兵としての軍務が当分は無理だと判断されて、第5師団から帰宅命令を受けたわけだ。
さらに、兵役法には次のような規定もある。
「地方兵務庁長は、帰宅した人に対しては、再度の身体検査をしたあと、兵役処分を変更したり、再び入営させなければならない」(ページ2に続く)

2017.05.17