「プロデュース101」シーズン2の法則は競争と葛藤、そして涙の和解

ステージの完成度のために深刻化された葛藤はTVの中に深刻に映された。順位が落ちると言う負担感のためにより多くのパートを確保したがったチュ・ハンニョンや緊張感のために失敗を連発したキム・ドンビン、互いにスタイルが違って調整が難しかったチョン・セウンとカン・ドンホまで序盤に比べてさらに深刻化された競争とあせりからだ。

それでも一つの夢を抱いている彼らはすぐに団結することができた。彼らの目標が完成度の高いステージを作るということで一致しており、また、そのための意見調整過程だったからだ。無限競争サバイバルだがその中でも練習生どうしの友情と義理が光った。先立ってキム・ジョンヒョン(JR)がダンスの実力不足のクォン・ヒョンビンを教えたように、彼らは葛藤を通じてより良いステージを完成する契機になった。

チーム内で1位になってこそベネフィットを得ることができるミッションだったが、お互いが抱き合う姿も感動を加えた。イム・ヨンミンは前回のチームバトルの時から踊りを教えて、キム・ドンビンに自信を与えるために激励しながらメンバーのためを考えた。キム・ドンビンは結局ステージ後、自身より「お兄さんたちをたくさん選んで下さい」と言ったりもした。キム・ジョンヒョン(JR)もライグァン・リンの発音を直すために助言をし、ホン・ウンギとチュ・ハンニョンも結局率直な対話を通じて葛藤を解決した。ボーカルチームのキム・イェヒョンはキム・ヨングクを褒めながら自信を植え付けたし、特にチャン・ムンボクは前回のミッションで共にしたが惜しくも脱落した同僚にステージの最後に切ないメッセージを伝えたりもした。

そのため「プロデュース101」にはまるしかない。夢を叶えるための練習生の努力と情熱に順位という緊張感、また、葛藤を克服して和解する過程でのドラマまで本当にすばらしいシナリオだ。視聴者たちが共感して応援したくさせる要素だ。

2017.05.13