ソ・ヒョンジン、パク・シネ、パク・ボヨン、ロマンチックコメディクィーンの正面対決

パク・シネは、「ドクターズ」で演技的な変身に成功した。子役時代からしっかりと積み重ねた演技力をユ・ヘジョンというキャラクターに注ぎ込んだ。アクションはもちろんのこと、優れた感情表現のパク・シネがいたから「ドクターズ」が成功したといわれる。パク・シネは、この作品で20代の代表的な女優であることを再び証明した。
「力の強い女ト・ボンスン」のパク・ボヨンは、JTBCドラマの歴代最高視聴率を更新した張本人だ。ド・ボンスンのキャスティング順位の1番だったパク・ボヨンは、キュートなイメージで視聴者の心を捕らえるのに成功して、演技だけでなくスター性まで証明した。どんな状況でも説得力のある演技をする女優として数えられている。

「空港に行く道」のキム・ハヌルは、メロで演技力に深みを増したという評価だ。妻であり母であり、またひとりの女としての様々な感情を描き出す難しいキャラクターを、キム・ハヌルはとても完ぺきに演じ切って視聴者をドラマに引き込んだ。
最後に「鬼<トッケビ>」のキム・ゴウンは、4人の候補に比べて演技の経歴は短いが、チ・ウンタクというキャラクターを可憐に表現したという評価を受けた。ファンタジーロマンチックコメディジャンルなので少しでも揺らげばわざとらしくなりやすいが、キム・ゴウンはこれを適切に演じ切って視聴者の心を捕らえた。鬼が消える時のキム・ドウンの嗚咽シーンは、今でも最高の名場面にあげられている。

2017.05.03