軽症ではないのかも
第17条の第3項の規定を細かく見ると、「治療期間が3カ月未満と明示されて帰宅した人は、再度の身体検査をしなくても再び入営させることができる」となっている。
つまり、治療期間が3カ月未満ならば、改めて身体検査をしなくても再び入営できるということだ。
しかし、所属事務所の公式発表では、身体検査を再び受けるという。そうであるならば、ソ・イングクの左足首の疾病が、「治療期間が3カ月以上」あるいは「治療に要する期間は未定」と診断された可能性がある。
これは「軽症ではない」ということではないだろうか。
さらに、兵役法の第17条の第4項には次の規定がある。
「入営部隊の長は、再度の身体検査を受けて再び入営した人に対して、同じ疾病または心身障害を理由に帰宅させることはできない。ただし、再度の身体検査を受けた日から6カ月が経過した人に対しては、そうでなくてもいい」(ページ3に続く)